こんにちは、かずき(@kosodateriron)です。


このように、自分の子どもに、何か才能がないのかあるのか、悩んでしまう方って結構いますよね。
実は、子どもの才能を見つけることも大切ですが、もっと大切なことがあります。
それは、子どもの才能を伸ばしてあげることです。
才能を伸ばすことは、才能を見つけること以上に難しいことかもしれません。


『才能の育て方』はこんな本
Part1:「聞くことのできる」育て方
Part2:「コミニケーションが上手になる」育て方
Part3:「記憶が得意になる育て方」
Part4:「運動を強くする」育て方
Part5:「運動に自信」がつく育て方
Part6:「ポジティブ思考」になる育て方
Part7:良い子育てのために親は何ができるのか
子どもの才能を伸ばすために、一番大切なことは?
子どもの才能を伸ばすために一番大切なことは、何か分かりますか?
著者である加藤氏によると、子どもの才能を伸ばすために一番大切なことは、子どもにできるだけ多くのポジティブな思い出を残してあげること
なぜなら、今まで生きてきた中での思い出が、その人の性格や価値観などを作る大きな要因となっているからです。
だからこそ、記憶に残るポジティブな思い出をちゃんと作ることが重要なんです。
このポジティブな思い出があるからこそ、人生を楽しむことの大切さを感覚的に身につけてくれ、才能を伸ばすことができるようになるんです。
そのためには、しっかりと子どもの脳の発達の意識して、計画的に育てていく必要があります。
それが、著書の中でまとめられている6つの育て方なんです。では、それぞれ解説していきます。
Part1:聞くことのできる育て方
子どもの才能を伸ばすためには、人の話を聞くことができるように育てなければいけません。
特に、小学校に入学する前に聞く力をつけることがとても大切です。
・授業で先生の話を聞かかなければならないから
・聞く力が弱ければ、授業についていけないから
・小学校の授業は、1人の先生の話をたくさんの子どもが聞く講義型の授業だから
・聞くことがうまくできないと、授業にうまく対応できないから
・上手に聞くことができる子どもが、学校の中では、高い評価を受けるから

まずは聞く姿勢を身につけさせよう
聞く力を身につけさせるためには、聞く姿勢を培うことが重要です。
聞く姿勢を培うためには?
・赤ちゃんの頃から、熱心にコミニケーションをとる
・親が聞く側となりしっかりと聞いてあげる
・子どもに読み聞かせをする
・しっかりと子どもの目を見て会話をする
・子どもが話している時には、手を止めて会話する
このように、親の聞く態度が良くなると、子どもは自然と話を聞くことができるようになります。
しっかりと子どもの話を聞いてくれていた親の真似をするだけでいいからです。
こういう習慣を身に付けると、先生の話のほとんどを理解することができます。
そうなると、子どもの理解力はどんどん伸びていきます。
Part2:コミュニケーションが上手になる育て方
子どもの才能を伸ばすためには、コミュニケーション能力を高める必要があります。
そのコミュニケーション能力を伸ばすためには、とにかく多くの人と、コミュニケーションをとっていくことが一番の近道です。
だから、多くの人と話せるような、いわゆるフレンドリーな性格のほうが良いんです。



子どもは、親の態度やコミュニケーションスタイルを真似してしまうからです。

子どもは親の行動を真似するので、親としても気をつけたいところです。
例えば、喫茶店などで店員さんに良くない態度をとれば、子どもも真似をしてしまいます。

異文化に触れることも大事
コミュニケーション能力を養うためには、異文化に触れさせることも重要です。
異文化と言うと海外の人を思い浮かべるかもしれませんが、違う年代の人も異文化になります。
だから、子どもと大人が関われる環境が整っていると、コミニケーション能力が鍛えられます。
小さい時にできるだけ色んな人との関わりを持つと、社交的が身についた大人になります。
Part3:記憶が得意になる育て方
子どもの才能を伸ばすためには、記憶が得意になる育て方をする必要があります。


・話をすることで、復習をしている
さらに、もう一度思い出したいと思えるような楽しい思い出があると、子どもの記憶力は向上します。
だから、親がポジティブな会話のできる雰囲気作りをすれば、子どもは記憶力は向上します。
記憶力というのは、思い出す行為と密接に結びついているので、思い出したい思い出が多いほうが、記憶力が良くなります。
運動系記憶も大切
記憶と言うと、脳ばかりに注目がいきますが、運動系の記憶も大切です。
運動と記憶力は密接に関係しているからです。
人間が持っている記憶力の中で、最初に発達するのが運動系記憶ですね。
・自転車を乗る
・箸がつかえる
・服を着られる
こういう記憶は、小さい時のほうが身につきやすいです。
また、体を動かす事は確実に人間の記憶力を良くします。
小さな子どもが、勉強よりも運動をしたほうが良いのは、運動によって記憶力を発達させることができるからです。
だから、小さい時はとりあえずたくさん外で遊ぶということが重要です。

Part4:「右脳」を強くする育て方
加藤氏によると、才能を伸ばすためには、右脳を強くする育て方をすることも重要です。
右脳というのは、非言語脳のことです。幼いうちはこの右脳を成長させることが大切なんです。
言葉が話せない赤ん坊は、多くの人と触れ合うことによって言語的な情報を取り入れて、言語脳である左脳を発達させていきます。
小さい時に左脳の発達に力を入れすぎると表れてくる特徴
・性格が堅苦しくなる
・融通が利かなくなる
・コミニケーションがうまくとれない
小さい時から、子どもの言語脳を発達させることは重要ですが、どちらかというと非言語脳である右脳を意識したほうがいいでしょう。
今の社会は、文字情報がたくさんありふれているので、とくに何もしなくても言語脳が発達しやすい環境にあります。
だからこそ、意識しないと鍛えることができない右脳を鍛えるために、運動をすることが大切なんです。
Part5:「運動に自信がつく」育て方
子どもの才能を伸ばそうとするなら、運動に自信を持てるようにすることも大切です。
赤ちゃんは、言語系よりも先に運動系の脳を最初に発達させようとします。

そのことを考えると、運動系の脳を最大限に伸ばすことが最も自然な成長の形だと言えます。
砂場で遊ぶことが効果的
運動に自信がつく育て方をするには、素足で砂場で遊ぶことが効果的です。
足の裏に、直接刺激を与えることで、脳が効果的に刺激されます。
裸足で遊ぶ環境がなくなってきているからこそ、運動に自信がつく育て方をする事が難しくなってきている。
↓
だから、砂場など裸足で運動できる時には、なるべく裸足で刺激を足の裏に刺激を与えるようにしましょう。
長時間歩くことで我慢する力が養われる
脳は、足の裏から多くの刺激を受けることができますが、長時間歩くことも効果的です。
脳に刺激あるだけでなく、長時間歩くことで我慢する力が養われます。
著者である加藤さんによると、歩ける長さに比例して、子どもの忍耐力が強くなると述べています。
https://kosodateriron.com/patience2/
だから、子どもが抱っこやおんぶをしてほしいと言ってきた時も、すがその訴えにすぐに応じるのではなくて、楽しく歩けるように工夫してみましょう。
また、歩いて移動すると前頭葉の発育にダイレクトに結びつくようです。
そのため、運動と視覚を司る脳の領域が刺激されます。だから小さいときにはできるだけ外遊びをするといいんです。
基本的な生活習慣も大切
もう一つ、運動に自信を持たせる育て方をするためには、早起きをする習慣が大切になってきます。
・起きる時間を決める
・寝る時間を決める
・食事の時間を決める
・運動の時間を決める
時間をしっかり決めてあげることで、正しい生活リズムを体に染み込ませることができます。
Part6:ポジティブ思考になる育て方
ポジティブ思考になる育て方をするために大切なことは、子どもが自ら夢中になれるものを探すことです。
大人からしたらつまらないようなことでも、子どもが夢中になっているのなら、そのまま夢中にさせておいてください。
めちゃくちゃ楽しんだ経験を、可能な限りさせてあげるようにしましょう。
例えば、棋士の羽生善治さんは、小さい時から将棋に夢中になっていたそうです。
その時に親から、「もうやめなさい」と言われることはなかったみたいです。
むしろ「好きなだけやりなさい」と言われていたそうです。
そうやってますます将棋が好きになっていき、その後の活躍はみんが知っています。
そうやって小さい時に喜びを感じたものは、いつまでもポジティブな思い出として記憶に残ります。
苦手なことは、得意なことを作ってから
子どもは、不得意なものや苦手なものは、必ずでてきます。
苦手なものを克服することも大切です。
しかし、それは、得意なものを身につけさせてからで大丈夫です。
得意なものがないのに、苦手なものを克服しようとしても、うまく行きません。
まずは、うまくいく体験をさせてあげることで、苦手も克服しようという意欲が生まれてきます。
ポジティブな思い出が多いと、ネガティブ思考にはなりにく
生きていると、ネガティブなことは、必ずでてきます。
ネガティブなことにショックな受けたとしても、ポジティブな思い出が多ければ、前向きに頑張ることができます。
逆に、ネガティブな記憶が多い人は、その思考から抜け出すことができません。
だから、小さいときには、ポジティブな経験や前向きな経験をどんどんさせてあげることが重要なんです。
Part7:より良い子育てのために親は何ができるのか
この7章には、より良い子育てをするために、親として何ができるのかがまとめられています。
子育てに困った時には、この7章を参考にすると、きっと解決に導いてくれます。
子育てのコツ
・子どもとの会話は「9割聞いて1割話す」
・3歳までは、肌と肌の触れ合いを意識する
・勉強は、親が楽しむ姿を見せる
・子育ての結果をすぐに求めない
・人と比べない
子どもの『才能の育て方』のまとめ!
どのようにして子どもの才能を伸ばしたらいいのか分からない方のために、『才能の育て方』についてまとめてみました。
もっと詳しいことは、ぜひ本を読んでみて下さい。
Part1:「聞くことのできる」育て方
Part2:「コミニケーションが上手になる」育て方
Part3:「記憶が得意になる育て方」
Part4:「運動を強くする」育て方
Part5:「運動に自信」がつく育て方
Part6:「ポジティブ思考」になる育て方
Part7:良い子育てのために親は何ができるのか

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