・子どもが全く勉強しません。
・自主的に勉強する子どもに育てる方法はあるの?
・子どもに効果的に勉強させるには、どうしたらいいの?
このような悩みが4分44秒で解決できる記事となっています。
子育てをしていて、「勉強しなさい」と言ってしまったことはありますか?


実は、「勉強しなさい」という言葉は、全く効果がないということが、最近の研究から分かってきたんです。
効果がないばかりか、親から言われると、ますます勉強しなくなるというデータもあるくらいです。

「勉強しなさい」と言わずに、どうやったら子どもが自主的に勉強してくれるようになるのか、疑問に思う方もたくさんいらっしゃいます。
そこで今日は、勉強しなさいという言葉が逆効果な理由と、子どもが自主的に勉強する方法をまとめてみました。
こんな方に読んでもらいたい
・ついつい「勉強しなさい」と言ってしまう。
・「勉強しなさい」と言う以外の方法を知らない。
・効果的に勉強をさせる方法を知りたい。
・「勉強をしなさい」という言葉は全く効果がない。
・子どもの学習は、時間をかけることが重要。
・勉強は子どもと一緒になって取り組む。
・同性の親や身近な方が関わることで、効果的に学習できる。
勉強しなさいはなぜ逆効果なのか?
「勉強しなさい」という言葉は、全く効果がありません。

「勉強しなさい」と言われると、
・勉強は、叱られてするものと感じる。
・勉強は、自分を苦しめるものと感じる。
・勉強は面倒で嫌なものと思う。
・勉強をネガティブなものと思う。
「勉強しなさい」という一言だけで勉強する子どもはほとんどいません。
子どもは「勉強しなさい」と何回言われても勉強するようにはなりません。

言われれば言われるほど、ますます勉強が嫌いになっていくという、負のスパイラルに陥ってしまいます。
むしろ、母親が子どもに「勉強しなさい」と言えば言うほど、勉強に興味がなくなるという研究結果さえあります。

私が小さい時も、「勉強しなさい。」って言われていました。
しかし、本質的なことは、勉強をやったかどうかを確認して証明することではありません。
親として意識することは、勉強をしていないことを確認するのではなく、どうしたら勉強をしてもらえるのか、ということ。
どうしたら子どもが自主的に勉強をしてくれるのかを考え、そのような働きかけをすることのほうが重要です。
学力の高い子どもは、勉強に対して負のイメージを持っていません。
逆に、勉強は自分の努力を認めてくれるもの、学ぶことって楽しい、とプラスのイメージを持っています。
「勉強しなさい」に代わるものは?
では、「勉強しなさい」と言わずに、子どもが自主的に勉強するようになるには、どうしたらいいんでしょうか?
最近の研究では、「お手軽なものには効果がない」ということが分かっています。
「勉強しなさい」と言うことは簡単なので、全く効果がない!
子どもが勉強をしてくれるようになるには、親が自分の時間を犠牲にするしかない。
親が自分の時間を犠牲にして、子どもと一緒になって勉強しなければなりません。
子どもに自分の時間を割くことで、やがて自主的に勉強してくれるようになります。
特に子どもが幼ければ幼いほど、一緒になって取り組むことが大切なんです。
それに加え、男子なら父親が、女子なら母親が関わるようにすると、より高い効果が期待できます。
日本では現在でも、家族サービスという言葉があるよう、父親が子育てに参加することが当たり前ではなく、どこか特別なことのように扱われています。
特に、家庭での学習に関して、お父さんが子どもに関わる時間は短いかもしれません。
しかし、同性の子どもに関わることはガチで効果的で、とくに男の子にとっては、父親が果たす役割はすごく重要になります。
一緒に勉強する時間がない人は?

そんな声が聞こえてきてもおかしくありません。
しかし、子育てには手間暇がかかるというのも事実ですし、現実的に子どもに勉強を教える時間がない、と言う方も多くいるのも事実です。

親でなくても、身近な人が子どもと一緒に勉強をすることで、効果が期待できる。
一緒に勉強して、効果の期待できる人
- 兄弟
- 親せきのお兄ちゃんやお姉さん
- おじいちゃんやおばあちゃん
- 塾の先生
- 家庭教師
周囲に子どもの勉強をサポートしてくれる人がいるのなら、遠慮なく協力してもらいましょう。

困った時にはお互い様なので、周囲の方を上手に頼ってみましょう。
まとめ:「勉強しなさい」は逆効果です!
「勉強しなさい」という言葉は、全く効果がないことが分かったと思います。
また、子どもが自主的に取り組む方法も紹介しました。
・「勉強をしなさい」という言葉は、子どもにとっては悪影響です。
・子どもの勉強は、時間をかけることが大切。
・勉強は、子どもと一緒になって取り組むことが大切。
・同性の親や身近な方が関わることで、効果的に学習できる。
・子どもと関わる時間がないという人は、手伝ってもらいましょう。
いつも頑張っているそこのパパ、ママ。
一人で無理をせず、周囲と協力して子育てを楽しんでいきましょう。

参考:『学力の経済学』中室牧子
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