子どもはストレスとは無縁のように思われがちです。
しかし、子どもでも感情がありますし、普段から色々と考えているので意外とストレスを抱えていることはあります。
大人は自分ならではのストレス解消法を持っていてストレスと上手く付き合える人もいますが、子どもはまだ自分の感情と上手く付き合えない場合が多いです。
つまり、子どもがストレスを抱えたら解消するために親がサポートしてあげなくてはいけません。
そこで今回は子どもによくあるストレスサインとストレスを解消する方法を4つご紹介したいと思います。
子どもによくあるストレスサイン4つ
子どもがストレスを抱えていることに気づくためにはストレスを抱えるとどのような振る舞いをするのかを知っておく必要があります。
そこでまずは子どもによくあるストレスサインを4つご紹介しましょう。
イライラして機嫌が悪い
子どもがイライラしていて機嫌が悪そうであればストレスを抱えているかもしれません。
具体的には不満そうな顔をしていたり、何か話しかけたら反抗的な態度を取ったりする様子などが見られます。
また、おもちゃを投げたりと物に当たることもあります。
お腹が痛いと訴える
子どものストレスは体調に現れることもあります。
代表的なのはお腹が痛むことです。
子どもがお腹が痛いと訴えたとき、まずは病気になったのではと心配して病院に連れて行くと思いますが、特に異常がなかったときはストレスが原因になっているかもしれません。
そのほかにも体に現れるサインは寝つきが悪い、下痢になるといったものもあります。
泣く
まだ幼い子どもの場合、不満があったり心の中がもやもやしていても上手く言葉に表せないことからとにかく泣いてしまうこともあります。
普段よりも泣く回数が多い、何度泣き止ませてもまた泣いてしまうという場合はストレスが原因で泣いている可能性があります。
もしいつも以上に泣くなと感じたら何かストレスになるようなことがなかったか振り返ってみましょう。
親に甘える
子どもはたくさん親と一緒に居たがるものですが、過剰に甘えてくるときはストレスを抱えているかもしれません。
心の中が悶々としてどう対処していいか分からず、親に抱きついたり何かとついてきたりします。
物に当たったり、泣いたりする場合に比べて気付きにくいサインなので、親が日頃からよく子どもを観察しておく必要があります。
子どものストレス解消法4つ
子どもがストレスを抱えているときにはそれを解消するために親がサポートしてあげなくてはいけません。
そこで最後におすすめの子どものストレス解消法を4つご紹介しましょう。
好きなことをさせる
ストレスを抱えていると感じたら子どもの好きなことをさせてあげましょう。絵を描いたり、ゲームをしたり、本を読んだりと好きなことをすることで機嫌が良くなり、だんだんとストレスも解消されていきます。特に子どもは好きなことに対して没頭する力があるので、この方法は効果的です。何気なく子どもに好きなことをするように誘導してあげましょう。
外で遊ばせる
外に出て自然に触れたり公園で遊んだりするのはとても良いストレス発散方法です。
体を動かせば自然と気分は良くなります。
皆さんも気分が落ち込んでいたけど外を散歩していたら何となく元気になってきた経験があるのではないでしょうか。
それは子どもも同じで、外に行くだけで良い気分転換になるものです。
外に行くと他の人とコミュニケーションを取る機会が出来たり、健康に繋がったりとメリットもたくさんあります。
親とのスキンシップを増やす
子どもにとって何よりの味方といえばやはりお母さんとお父さんです。
一番信頼できる人と一緒に居れば安心してむしゃくしゃしていた心も落ち着きます。
そこで子どもがストレスを抱えていると感じたら意識して子どもと一緒に居る時間をとってあげましょう。
放っておく
小学校の高学年などある程度大きな子どもの場合はストレスを抱えているときに親が介入すると余計にこじらせてしまうこともあります。
その場合は敢えて放っておくのも1つの手です。
ストレスはいつまでも続くわけでなく、その気持ちを感じ切るとまた普通の感情に戻るので放っておいても問題ありません。
お腹が痛くなった、湿疹が出たなどケアが必要な場合を除いては本人の機嫌が良くなるまで見守ってあげましょう。
まとめ
子どもはまだ自分の感情との向き合い方が上手く出来ないため、ストレスにも上手く対処できないことが多いです。
そこで子どもがストレスを抱えていたら親がサポートしてあげなくてはいけません。
まずは子どものストレスサインに気づけるようにしておき、ストレスを抱えていると感じたら好きなことをさせたり、外に遊びに行かせたりしてストレス解消できるようにしてあげましょう。
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