子育てをしていると、子供のこんな性格が原因で悩んだことありませんか?
・子供が友達と一緒に遊んでいても、なかなか打ち解けない。
・人とかかわるのが苦手で、うまくやっていけない。
・友達がうまくできない。
このような、人間関係に関する悩みって多くあります。
子供のこんな姿を見たら、親としてほっておけないですよね。
実は、子供が「社会性」を身につけていたら、このような悩みはなくなります。
誰もが望むような人間関係を、上手に築いていけるようになります。

社会性って言っても、どうやってみにつけたらいいんですか?
安心してください。実は、社会性を身につけるのは簡単です。

たった1つ、あることを意識するだけで良いんです。
私は、教師をしている時に、1500の家族を見てきました。
そして、たくさんの親御さんから、子供の社会性についての相談を受けました。
「社会性は環境によって、生まれてから身につけることができるよ」と信じ込ませることで、約9割の子供が社会性を身につけて卒業していきました。
ぜひ、この記事で社会性の身につけ方を学んでほしいと思います。
- 社会性は、生まれつきの資質ではない。
- 社会性は、誰でも伸ばすことができる。
- 社会性は、コミュニケーション能力、協調性、リーダーシップ、忍耐力のような資質のこと。
- 社会性は、人と接することで磨かれる。
- 社会性を身につけるとメリットがすごい。
社会性が身につく本を読むと、より効果的に身につけさせることができます。
子供が社会性がなくて悩むくらいなら、試しに読んでみてください。
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子供が社会性を身につけるために必要なたった1つのこと

子供が社会性を身につけるために必要なことは、たった1つです。
それは、「社会性を身につけることができる」と、親が本気で思うことです。そしてそれを子供にも信じ込ませることです。

もうちょっと分かりやすく説明してください。
実は、社会性が発達していない子供を見ていると、親が適切な環境を用意していないことがほとんどです。
これでは、子供に社会性を身につけさせることはできません。
私は、教員時代に1500家族くらい見てきましたが、社会性のない子供の親を見ていると、同じように社会性に乏しいという特徴がありました。
コミュニケーション能力などのような社会性は、生れついての資質だと勘違いしている人もいますが、そうではありません。
社会性は、生まれてから身につけるものです。
▼多くの方が誤解していること▼
×生まれつきの性格なので、社交的になんかなれない。
×親に似ているので、コミュニケーション能力に乏しい。
▼本当は▼
〇社交性は、性格ではなく伸ばすことができる。
〇社交性は、親の資質と関係なく伸ばすすことができる。
基本的には、子供は親の言動を見ているので、社会性に乏しい親の子どもも、同じように社会性に乏しくなってしまいます。
【親の背中を見て育つ】は本当だった!子どもに悪影響な親の行動とは?にも書きましたが、子供は親の影響をガチで受けます。
だからこそ、親があきらめるのではなく、子供のためにも頑張らなければいけません。
「社会性を身につけることができる」と知っていると、子供の社会性を伸ばすための環境を準備することができます。
社会性を伸ばす環境がないと、その資質や能力が向上することはありません。

で、社会性を伸ばす環境ってどんな環境ですか?
社会性を身につけるためには、両親、家族、周囲の友達、先生、地域の人々など、たくさんの人との関わりが必要になります。
だから、社会性を伸ばす環境とは、人とたくさん関わることができる環境のことです。
そして、社会性は大人になってからでも身につけることができますが、子供に効果的に見につけさせようと思ったら、幼少期の頃の大人の働きかけがとっても重要です。
では、そんな社会性ですが、どのようにしたら身につけられるのかを解説したいと思います。
社会性は人と関わることで身につけることができる

では、どのようにして、社会性を身につけていくのでしょうか。
それはやはり、人との関わりの中で身につけていくしか方法がありません。
社会性を伸ばすためには、とにかく経験したもん勝ちです。
人とたくさん接することで、とにかくたくさんの経験をして、たくさん失敗することが重要です。
- 「こう接すればうまくできた」
- 「あの方法は失敗だった」
- 「明るく積極的に関わったら、成功した」
このような経験をたくさん積み重ねて、トライ&エラーを繰り返しながら、社会性を身につけることができます。
だからこそ、子供に失敗をさせないように大人が先回りしてはいけません。
自分で考え、自分で失敗をし、自分で改善するように促してあげることが大切です。
エジソンはこんな名言を残しています。
「失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」
子供でも大人でも、うまくいかない方法をたくさん知っているほうが、有利であることは言うまでもありません。
社会性も同じことですね。

何となくイメージできてきたけど、そもそも社会性って何?
そこらへんも説明させていただきます。m(__)m
社会性って何?

社会性は生きていく上で絶対に必要な資質ですが、実際にどのような資質のことを言うのでしょうか。
社会性とは、集団をつくって生活しようとする人間の持つ基本的な傾向のこと。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/社会性
分かりにくいですが、ここでは、「集団で生活をしている中で必要とされる資質」ということで話を進めたいと思います。

具体的にはどんな資質ですか?

これだけ見ると、すごい大切な資質ですね。どうやって身につけるんですか?
では、社会性を身につける方法を説明しますね。
社会性を身につけるためには家の掃除!

社会性は、人と触れ合ったり関わったりすることで、身につけることができます。
ということは、社会性を高めるためには、人と関わる環境を用意することが大前提。

それは分かったんですが、具体的に何をしたらいいですか?
何をしたら良いのか分からない人は、まず家の掃除からしてみましょう。

掃除と社会性とどんな関係があるんですか?
社会性を身につけるためには、人と多く関わる必要があります。
そのために、人が来やすい環境を作りだすことで、人との触れ合いが自然と増えてきます。
誰もが来ても安心できる家のほうが、多くの人と接することができ、コミュニケーションの場が増えるのは言うまでもありません。
心理学の実験
汚れている部屋とキレイな部屋を用意し、それぞれの部屋で過ごし、その時にどのような心境になるのか、という心理学の実験があります。
汚い部屋に入った時には
- すぐに帰りたい
- 話がはずまない
- 疲れる
という印象を持ち、部屋への滞在時間も短くなりました。
社会性は、こういった小さなところから身につき、環境が整うと自然に養われるようになります。
むしろ、環境が整うと、特に頑張らなくても社会性が身についちゃいます。
社会性は、高校生でも大人でも身につけることができますが、できれば、幼少期から身につけておいた方が良いでしょう。
社会性を伸ばす幼少期の関わり方
幼少期から子供の社会性を伸ばすために工夫すると、大人になってから苦労することがなくなります。
幼少期の関わり方はガチで大切!
社会性は、高校生でも大人でも身につけることができますが、子供の社会性を伸ばそうと思ったら、幼少期での親のかかわりがガチで大切です。
赤ちゃんや子供は、家族しか関わる人がいないからです。
だから、社会性を身につけられるかどうかは、家族次第ってこと。
そこで、社会性を身につけるために、一番してほしいことは、とにかく子供と密着することです。

なんで、肌と肌の触れ合いが大切なんですか?

肌を触れ合うと、子供が安心して、「この人に関わったら良いことありそうだ」って思ってくれるからです!
社会性は、つまり人間関係ってことです。
人と関わることが肯定的に思えないと、関わることができません。
子供との触れ合いを大切にしていると「人と関わるのが心地良い」状態になります。
- なんか安心する。
- もっと触れ合っていたい。
そんな状態を作ってみてください。

社会性の身につけ方が分かってきましたが、仕事が忙しくて、触れ合う時間がありません。
そんな方におすすめなのが、抱っこひもです。
家事をしながらでも、子供と触れ合うことができます。
抱っこひもを活用して、子供を抱っこやおんぶをしながら家事をしてください。
それだけでも、子供の社会性をグンと伸ばすことができます。
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肌との触れ合いを通して、赤ちゃんや子供は、社会性を学んでくれますが、もう一つコツがあります。
それは、なるべく同性の方が抱っこすることです。
男の子なら父親が、女の子なら母親との触れ合いを大切にしましょう。
心理学の実験でも、同性の親との触れ合いを増やすことで、子供の心が安定して生活できることが分かっています。
ですので、抱っこひもなんかは、パパ用とママ用の2つ購入してもいいくらいです。

抱っこやおんぶ以外で、社会性を伸ばす方法はありますか?
抱っこ以外にも、小さい時から社会性を身につける方法があります。
絵本の読み聞かせもおすすめ
絵本の読み聞かせもガチで効果的です。
英才教育や文字を教えるために、絵本の読み聞かせをする人がいますが、同時に社会性を伸ばすこともできています。
子供は幼少期に関わる人は、どうしても限定されます。
絵本を読み聞かせて、色んな感情を子供に教えてあげる。
人と関わることが、楽しいっていうのが、感覚的に分かるようになります。
ぜひ、絵本を読み聞かせてあげてください。
社会性を身につけるとどんな良いことがあるのか?

とても大切な社会性ですが、なぜ子供に社会性を身につけさせる必要があるのでしょうか。
社会性が身についていないと、友達と良好な関係を築けないというような単純な話ではありません。
小中高生にとって、親以外で良くも悪くも一番影響力のある大人は、誰だと思いますか?

学校の先生ですかね

正解です。
社会性が乏しいと、
- 自分の気持ちを適切に表現できない。
- 自分の気持ちを伝えることができない。
- 人の気持ちが理解することが苦手。
これでは、勉強でも人間関係でも、大きなハンディを背負ってしまいます。
また、子供だけではなく、親も学校の先生との関係性を良くしなければいけません。
なぜなら、先生と保護者の関係性が子どもの学力を決める!にまとめてありますが、学校の先生と仲良くすればするほど、子供の学力が上がる傾向があるからです。
さらに今の時代は、人と接する機会が少なくなってきています。
つまり、社会性やコミュニケーション能力を育てにくい環境になっているということ。
逆に言えば、今の時代は、社会性が身についているだけで、多くのメリットを得られる時代です。
社会性以外にも子供に身につけさせたい大切な資質もありますので、参考にしてください。
・賢い子どもの特徴はコレ!今すぐ身につけさせたい8つの資質とは?
・ダントツで【挑戦力】子どもに身につけさせたい資質はこれで決まり!
まとめ:子供に社会性を身につけさせるために

コミュニケーション能力や協調性といった社会性は、生まれてから身につける資質です。
生まれつきの性格のせいにしないで、環境を整えることで、必ず子供に社会性を身につけさせることができます。
人とたくさん接することで、社会性が身につきます。
失敗を恐れず、どんどん人と接してみましょう。
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