・なんで勉強しないといけないの?
・勉強ばかりしていたら、性格が悪くなりそう
・勉強するメリットってあるの?
・勉強より運動のほうが大事なんじゃないかな?
このような疑問に3分21秒でお答えします。
「勉強」って聞くと、どこか真面目で堅い感じがしてしまいます。


改めて言うことではないのですが、勉強をするメリットってかなりあります。
子育てで悩んでいるパパママはたくさんいますが、実は勉強ができるようになると、子育てでの悩みの8割は解消されます。
へたにあれこれと嘆くよりも、勉強ができるように環境を整える方が、子どもが安定して生活できます。
この記事で勉強をするメリットを改めて考えてみて、子育てに活かして下さい。
勉強するメリット1:自己肯定感が高まる
勉強のメリットはたくさんありますが、勉強を一生懸命すると自己肯定感を高めることができます。
あまり知られていませんが、勉強をして学力が向上すると、自己肯定感が高まります。
人は学力だけで判断されるわけではありませんが、小学校からの学校生活においては、学力で判断されることがかなり多くあります。
中学校や高校での定期考査や入学試験でも学力検査があります。それ以外の資格試験に関しても、その多くが学力で判断されます。
学力や子どもの人間的な要素も含めて判断することがベストですが、残念ながら現在の日本の教育では、学力の優劣によってその人が判断されることがたくさんあります。

上記の自己肯定感の記事にも書きましたが、自己肯定感には、二つの要素があります。
存在の自信と能力の自信です。
後者の「能力への自信」というものは、勉強を通して培うことができます。
勉強をして学力が向上すると、当然周囲からも一目置かれ認められることになります。
その結果、自分の居場所ができるようになります。
それが、自己肯定感のもう一つの側面である存在の自信を高めることになります。
このようにして、学力の伸びが自己肯定感を高めることにつながるんです。
逆に勉強が苦手な人は、様々な結果や成績から「勉強の成績や結果から見ても自分はできない人間なんだ」と、思い込んでしまいます。
その結果、何もやってもできない、と思い込んでしまい、結局自信も何も持てないまま、何もできずに学生生活を終えることになります。
「自分はできる」という自信をつけるためにも、勉強を一生懸命してみましょう。
勉強するメリット2:将来の選択肢が増える
勉強をすると、将来の選択肢が増えます。
日本の学校には様々な入試制度がありますが、まだまだ学力検査をベースとしています。
学校生活でしっかりと勉強をしていると、当たり前ですが、進学や就職に有利になるのは間違いありません。
社会に出ると勉強だけできていても通用しないことはありますが、まだまだ日本では学歴で判断されることが多いように思います。
大きくなるにつれて、自分のやりたいことも明確になってきます。
そのやりたいことが見つかった時に、希望する進路に進めるのかどうかの分かれ道になるのは、学校の成績や資格なんです。
また、職業によっては、資格を取得しないとなれない職業もあります。
お医者さんや弁護士、教員などは典型的な例ですね。
小中学生時に勉強をしなくて、そのまま大きくなってしまうと、そのような職業に就く可能性が下がってしまいます。
ですので、自分の進路の幅を広げるためにも、勉強をすることが必要なんです。
勉強するメリット3:性格が穏やかになる
あまりピンとこないかもしれませんが、勉強に対して一生懸命取り組めるようになると、性格が穏やかになり安定してきます。
勉強をして学力の向上させることが、子どもの人格の発達を助けることがあります。
小中学生で「勉強はできないけれど、人柄だけすばらしくなった」とか「勉強はできないけれども、仏さんみたいに立派な人柄」というような子どもは、現実にはほとんど見当たりません。
小中学生の時期には、学力が向上することで、すべての面でやる気が出てくるようになります。
また、学力が向上すると、自然と幼稚なことや規則やルールを破るような悪いことは、しなくなります。
最終的には、学力の伸びが、友達にも先生にも親にも認められ、集団の中で生きていく上での自信を誇りを持つようになります。
また、勉強に一生懸命取り組むことによって、我慢できる力や反復練習にも耐えうる力なども培うことができます。
勉強によって得た様々な知識から、自分自身を治める方法や、一生懸命努力することが、やがて実を結ぶ、ということも理解できるようになります。
そのような資質を身につけるためには、勉強が役立つんです。
勉強するメリットのまとめ
勉強を聞くと、どこか否定的な見かたをする方もいますが、勉強によって知識だけでなく、様々なことを得ることができます。
小さい時の家庭環境は本当に大切ですので、家庭内では「勉強することがかっこいい」という雰囲気を作り出すことが大切となります。
そのような雰囲気の中、勉強によって自己肯定感を高め、将来の進路の幅を広げ、穏やかな性格になれるように、子育てを頑張りましょう。

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