こんにちは、かずき(@kosodateriron)です。
昔からずっと愛されているパズル!
子供への教育効果が高いということもあり、小さい時からパズルで遊ばせるパパママもたくさんいます。
実際に、頭や手を動かすパズルは、子供への学習効果も間違いなくあります。
そこで、この記事では、パズルが子供に与える教育効果についてまとめてみたいと思います。
遊び感覚で勉強できる「トランプ」や「カルタ」の記事も参考にしてみてください。
我が家では、小学生になっても、パズルで遊ばせています。
パズルには確実に教育効果がある
パズルには確実の教育効果があります。
諏訪東京理科大学教授の篠原先生をパズルの効果について、次のように述べています。
ジグソーパズルは脳を活性化させるため、子供の成長にはとても有効的な遊びです。 脳の成長にとって大事な幼少期に能力アップを図れる遊びのひとつとしてジグソーパズルに親しんでおくことで、 集中力や記憶力を伸ばしてくれると考えられています。 ただし、いきなり難しいものを与えるのではなく、少し頑張ればできる難しさのものがおススメです。 完成させる達成感を楽しみながらステップアップしましょう。
引用:ジグソークラブ
また、空間認識能力を研究するジェーミー・ジロー助教授(米ヴァージニア大学)の調査によると、パズルを週に6回以上遊ぶ子供は、空間認識能力を高める可能性があることが示唆されています。
- 飛んでいるボールをキャッチする。
- ボールをバットに当てる。
- 地図を見て目的にたどり着ける。
- 車の運転が得意。
空間認識能力が高ければ、上記のようなことができるってこと。
つまり、子供がパズルをすることは、メリットしかないってことです。
しかも、お金がほとんどかからずに、完全なノーリスク。

やらない手はありません。
教育効果が高いって言っても、実際にはどのような資質が身につけられるのかは、知っておきたいところです。
ですので、具体的に子供にどんな効果があるのかを、まとめてみたいと思います。
パズルで得られる効果
パズルが教育効果が高いことは、理解できたと思いますが、実際にどのような資質が得られるのでしょうか。
それぞれ、詳しく見ていきたいと思います。
忍耐力が身につく
パズルで子供の忍耐力を身につけることができます。
なぜなら、パズルは何回も遊べるからです。
バラバラのピースを揃える⇒壊す⇒再度完成させる⇒壊す
何回も同じパズルに取り組む中で、知らず知らずのうちに子供に忍耐力が身についています。
我が家の3人の子供は、トランプやパズルなど、シンプルでルールが簡単なものほど、熱中する傾向にありました。
スマホのゲームもいいですが、何回も創意工夫をして遊べる方が、忍耐力が身につきます。
想像力(イメージ力)が高まる
パズルで遊んでいると、想像力が高まります。
パズルを完成させるには、まず完成図をイメージしなければいけません。
完成図がイメージできなければ、手に持っているピースを、どこに当てはめたらよいのか分かりません。
そうやって、完成図をイメージしながら、遊ぶことで勝手に想像力が身につきます。
集中力が高まる
パズルをすると、子供の集中力が高まります。
ただし、条件があるのも事実です。
その条件が、「子供が楽しんでできるパズルをすること」です。
勉強も同じですが、嫌いなことをして集中力を高めることはできません。
熱中力が身につく
パズルをすると、集中力に加えて、熱中する力が身につきます。

熱中力って何ですか?
そのまんま、物事に熱中する力のことです。
成功している人を見ていると、この熱中する力がとびぬけてすごい方がたくさんいます。
結局、勉強でも運動でも、好きで熱中できる子供が成功するようになっています。
その力をパズルで身につけることができます。
認識能力が高まる

パズルを完成させるためには、様々な情報を読み取り、そこから得られる情報を認識していく必要があります。
ピースがどのような形なのか、どのような色なのか、そのような情報を認識することで、完成させることができます。
その時、頭の中では、色や図形を認識し、適切に処理することで、とても集中した状況になっています。
こうやって鍛えられた資質は、小学校での図形の勉強にも効果を及ぼします。遊びながら勉強に必要な資質を鍛えることができるんです。
同じパズルであれば、完成するまでのタイムを競ったりすると、より認識する力が向上しているという実感を味わえるかもしれません。
手先が器用になる
パズルをすることで「手先が器用になる」ということも、見逃せない利点です。
パズルをすると、頭を使うと同時に手も動かしていることになります。
手を使うということで、脳の活性化にもつながります。
手は第2の脳と言われているくらい、大切な所です。
子供は大人になる過程において、自分が学んだことや考えていることを、表現したり人に伝えていく場面に出くわします。
その表現する手段として、文字を使ったり絵を使ったりします。
当たり前かもしれませんが、文字を書いたり何かを使用したり、表現するためには手を使います。
手先が器用になるということは、表現力が上がるということでもあり、生きる上で欠かせないものなんです。
記憶力が高まる
パズルをすると、記憶力も高めることができます。
このピースがどこに当てはまるのかを予測し、頭の中に記憶する。
それを何回も何回もするうちに、パズルで遊びながら、記憶力が高まっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。昨今では、携帯ゲーム機が流行しているので、パズルをする子どもが少なくなってきていると感じます。
しかし、昔からある遊びで、長く続いているということは、それだけ子どもにとってもメリットが大きいということでもあります。
今回のように、パズルについて再認識することで、得られるものもたくさんあるのではないでしょうか。
また、カルタと同じように、パズルも子どもと一緒に楽しむことが大切です。
一緒になって遊ぶことで、子どももパズルが楽しいものだと考えるようになります。
これから、ゲーム機に目を向けるのではなく、パズルに目を向け、子どもにとって害がなくメリットのある遊びに取り組んでみて下さい。
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