子どもが幼稚園や小学校に入学すると、ほぼ全員がPTAに入ることになります。
そこで、頭を悩ませるのが「PTAの役員を引き受けるかどうか」ではないでしょうか?
・働いているのに、絶対無理です。
・PTA?よく分からないから絶対にしたくない。
・ぶっちゃけ、何か良いことがあるんですか?

この記事では、幼稚園のPTA役員を引き受けるメリットとデメリットを、実体験に基づいて解説していきたいと思います。
PTAの役員を引き受けるのかどうかは、この記事を読み終えてから考えてみましょう。
・幼稚園の先生と仲良くなれる。
・メリット幼稚園での子どもの様子が見られる。
・幼稚園の先生がしている仕事が分かる。
・多くのパパママと仲良くなれる。
・とにかく時間がない。
・おにぎりかパンにするかで1時間議論する。
・お母さんの噂話に疲れる。


幼稚園の役員はできればしないほうがいいが、パパはママのためにすべき!
幼稚園の役員決めの前に意識することは?
答えを先に言ってしまいましたが、ぶっちゃけ、PTAはできればしないほうがいいです。(笑)少なくとも私はそう思いました。
が、!!!!パパは、ママのために率先して引き受けましょう。
なぜなら、パパが役員をすると、ママがしなくてもよくなるからです。
それだけで、ママの負担が軽くなります。

では、詳しく説明する前に、PTAって何?って言うところから話をしたいと思います。
PTAとは?
日本におけるPTA(英語: Parent-Teacher Association)とは、各学校で組織された、保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体のことである。任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、全ての児童生徒のためのボランティア活動というのが本来のあり方である。
引用:Wikipedia
簡単に言うと、学校の先生と保護者の集まりで、入りたい人が入ったらいいよ~、というものですね。

そうなんです。あくまで建前上は、入らないといけないということはないんです。
でも、PTAに入らないデメリットもあるので、入会しておくのがベターです。
役員決めの前にはリサーチをすること!
幼稚園の役員決めをする前には、必ずリサーチをするようにしましょう。
- どのくらいの頻度で集まりがあるのか。
- 1回の会議で、どのくらい時間がかかるのか。
- 働いていても役員ができるのか。
- 小さい子どもを連れていてもできるのか。
- 過去にどんな方が役員を引き受けてきたのか。
最低でも、これくらいのことは、情報収集しておきましょう。
また、役員をするメリットとデメリットも事前に確認する必要があります。
何も知らずに引き受けてしまったり、勢いでやってしまうと「こんなはずじゃなかった」と思うようになります。
そうならないためには、通っている幼稚園の元役員や先生方から、役員に関しての情報を手に入れておきましょう。
幼稚園の役員をするメリット
では、幼稚園の役員をするメリットを見ていきましょう。
ネットなどでは、PTAの役員のデメリットばかりが注目されていますが、メリットもあります。
メリット1:幼稚園の先生と仲良くなれる
最初のメリットは、幼稚園の先生と仲良くなれることです。
役員にならなくても、保護者参観や家庭訪問で幼稚園の先生と仲良くなれることもあります。
しかし、実際に幼稚園で働いでいる先生と関わることで、確実に仲良くなります。



・子どものことで悩んだら、気軽に相談できる。
・幼稚園の先生の本音が聞ける(かも)。
・幼稚園の先生が、無意識のうちに、自分の子どもを気にかけてくれる。
(ひいきしてくれるわけではなく、あくまで無意識のうちにです)
また、幼稚園や小学校の先生と仲良くなると、子どもの成績が上がるという研究結果もあるくらいです。
先生と保護者の関係性が子どもの学力を決める!の記事に詳しく書かれていますので、読んでみて下さい。
メリット2:幼稚園で子どもの様子が見られる
2つ目のメリットは、幼稚園で子どもの様子が見られることです。
保護者参観や行事などでも、子どもの様子を見ることができます。
しかし、役員になると、行事などでは見られない子どもの素の様子や、先生とのやりとりを見ることができます。
PTAの集まりより、少し早めに行くと、子どもの姿を観察できる。
その時に、子どもの教室を覗いたり手を振ったりしていました。完全なる親バカです。
行事や参観では見ることのできない子どもの姿を見ることができました。
子どもたちも、お父さんが来てくれることを喜んでくれるので、幼稚園で人気者になりました。
メリット3:幼稚園の先生がしている仕事が分かる
3つ目のメリットは、幼稚園の先生がどんな仕事をしているのか分かることです。
私は、学校の教員をしていたので、学校の先生の仕事が何となく分かります。
でも、学校の関係者でもなければ、幼稚園や学校の先生が何をしているのか、いまいち分かりませんよね。
私も教員時代、よく質問されました。


実は、子どもと関わること以外に、やることは山ほどあります。
幼稚園の役員を引き受けると、そういった先生の仕事を知ることができます。
子どもがいない所でも、本当に苦労してるんですね。
それが分かるだけでも、先生に対する印象が変わりますよ。
メリット4:多くのパパママと仲良くなれる
4つ目のメリットは、たくさんのパパ友、ママ友と仲良くなれることです。

役員を引き受けると、今まで関わってこなかった人たちと、たくさん関わることになります。
PTAの役員をするパパママの中にも色んな人がいますが、その中から仲良くなり、一緒にランチに行ったり、飲みに行ったりする友達もできます。

【実録】パパ友の作り方!パパ友が損得抜きにして楽しすぎた件!にも書きましたが、こういった人との出会いは、役員をするメリットです。
これ以外にも、多くのメリットがありますが、デメリットも紹介していきましょう。
幼稚園の役員をするデメリット
幼稚園の役員をするデメリットもあります。
デメリットも知っておくと、自分が本当に役員ができるのかどうかの判断材料になります。
デメリット1:とにかく時間がない
1つ目のデメリットは、とにかく時間がとられることです。
私は、フルで働いている時に会長という大役を引き受けてしまいました。
後悔はしていませんが、単純に時間が無くなることが辛かったです。
PTAの会議や行事が多くて、自分や家族との時間を割いてまで取り組まないといけません。
子どものためと分かっていますが、自分の子どもとの時間を割いてまでやらなければならないこともありました。

しょっちゅうそう思っていました。
でも、誰かがやらないといけないことなんですよね。
デメリット2:おにぎりかパンにするかで1時間議論
これ、本当の話です(笑)。
おにぎりが良いかパンが良いかで、1時間議論したことがありました。
幼稚園の行事の時に、役員のみなさんで出店をやるんです。
その時に出す食べ物が、おにぎりが良いかパンが良いかで、真剣に1時間議論しました。


これで議論になるなんて、世の中って、まだまだ平和だな~って思いました。
進行役の私としては、本当にどちらでもいいので、早く決めて仕事に戻りたい一心でしたね。
デメリット3:お母さんの話に疲れる
3つ目のデメリットは、何かと疲れることですね。
男と女の違いでもありますが、ママたちと話していると、その話が長いこと。
精神的に疲れることが多くありました。

当たり前ですが、ママたちによって、考え方も違うし、求めているものも違う。
それは仕方のないことですが、色んな話を聞いてしまうと、まとまらなくなることもたくさんありました。
全てを完璧にしようとすると、やっぱり力を使うので疲れてしまいますね。
関わりも、ほどほどのほうがうまくいきます。
幼稚園の役員決めの前に読んでほしいことのまとめ
幼稚園のPTA役員を決める前に読んで欲しいメリットとデメリットをまとめてみました。
これは、もちろん主観的なものなので、全ての人に当てはまるわけではありません。
しかし、実体験としての、参考としていただければと思います。
・幼稚園の先生と仲良くなれる。
・メリット幼稚園での子どもの様子が見られる。
・幼稚園の先生がしている仕事が分かる。
・多くのパパママと仲良くなれる。
・とにかく時間がない。
・おにぎりかパンにするかで1時間議論する。
・お母さんの噂話に疲れる。
幼稚園の役員はできればしないほうがいいが、パパはママのためにすべき!

コメント