昔と比べて、子どもの外遊びが減っています。

・習い事が忙しくて、外で遊ぶ時間がありません。
・公園とか、知らない人がいて危ないよね。
・家事育児で疲れ切ってしまって、子どもと一緒に遊ぶなんて無理です。
遊ぼうと思っていても、なかなか遊べないのが現実です。
また、子どもが遊びたくても、遊べない環境になってきています。
学校から帰ってきたらランドセルを投げ捨てて遊びに行く。今ではそんな子どもの姿は見られなくなりました。

実は、子どもが外遊びをしない影響がガチでヤバいんです。
最近では、小さい時から習い事などをして、忙しい子どもが増えたので、外遊びの時間が減ってきています。
しかし、外遊びは習い事よりも優先させるべきものなんです。
こんな悩みは、外遊びをすると簡単に解決できます。
子どものこのような資質で悩むくらいなら、今すぐ子どもに外遊びをさせましょう。
習い事をしてデメリットはありませんが、それ以上に子どもの外遊びには、良いことしかありません。
この記事では、外遊びをしないと、子どもにどんな影響があるのかがまとめられています。
また、外遊びの意外な効果も解説していきます。
ぜひ、最後まで読んでください。
子どもが外遊びををしないと、こんな悪影響が!
・身体を動かす力が身につかない。
・試行錯誤する力が身につかない。
外遊びで得られるメリット
・体力がつき健康になる。
・集中力がつく。
・想像力がつく。
子どもの外遊びが減少するとどうなるの?

子どもの外遊びが減少してきているのは、多くのデータから分かっている事実です。
その外遊びの減少がもたらしている悪影響が2つあります。
- 身体を扱う力。
- 試行錯誤する力。
子どもが外で遊ばなくなり、この2つの力を持った子どもがずいぶん減りました。
身体を動かす力
外遊びをすると、子どもは身体を動かす力が養われます。
幼少期から外遊びをしてこなかった子どもは、自分の思った通りに身体を動かすことができません。
これは、単に運動神経がないという単純な話ではありません。
このような力が不足しているんです。
外遊びが減少しているということは、昔に比べて
- 正しくきれいに字を書ける。
- 箸を上手に持つ子ども。
- 転んだ時に大けがをする。
こういった子どもが増えているということでもあります。
試行錯誤する力
外遊びは、子どもの試行錯誤する力を育ててくれます。
外遊びをしていたら、子どもの思い通りになることはほとんどありません。
子ども同士の遊びや自然を相手にすることで、不測の事態が起こってきます。
そんな時に、子どもながらに試行錯誤しながら、どうやったら楽しく過ごせるかを考えます。
そうやって想像を超えた時に試行錯誤する力は、生きる上でとても大切な力です。
子どもが外遊びをしないことで、身体を動かす力と試行錯誤する力が失われています。
それ以外にも、子どもは外遊びを通してたくさんのことを学ぶことができます。
子どもの外遊びで得られる3つの効果とは?

子どもが外遊びをすることで得られる資質を紹介します。
身体を動かす力と試行錯誤する力以外にも、外遊びにはこんなメリットがあります。
体力がつき健康になる
体力や健康は、生きる上で基礎となる部分です。
子どもが外遊びをすることで、間違いなく体力がつきます。
体力がつけば子どもにとっても良いことばかりです。
体力がつくと
- 自信がつく。
- 健康になる。
- スポーツで貢献できる。
また、子どもの時に遊べば遊ぶほど、大人になってからの病気予防にも効果があります。
我が家の長男も、幼稚園の時には夜8時には寝て朝6時に起きていました。
朝6時に起きたら近くの公園に行き、1時間以上は遊びました。
そのおかげで、10歳になった今でも、ほとんど病気らしい病気をしたことがありません。
たとえ熱が出たとしても、翌日には治り学校にも登校しています。
しかし、二男は違います。
長男に比べて、小さい時から遊ぶ機会を作ってあげられなかったことが原因で、体力が思うように向上しませんでした。
現在小学校3年生ですが、小学校に入学当時は、小学校に通う体力もありませんでした。
我が家は、小学生から帰ってきたら、まず宿題に取り掛かります。

長男は体力が有り余っていたので、学校から帰ってきても、すぐに宿題に取り掛かる力がありました。
二男は体力がないので、学校から帰ってきたらぐったりとしてしまいます。
体力を回復させるために休まなければいけません。
時にはそのまま寝てしまうこともありました。
気が付けば夕食の時間。その後、お風呂に入って就寝。
「いつ宿題をしたらいいの?」そんな時期が続きました。
体力がないことで宿題ができないなんて、考えもしませんでした。
こんなことなら、小さい時にもっと遊ばせて、体力をつけておくべきでした。
今では、何とか体力もついてきて、バスケットボールの習い事をするまで向上しています。
健康で健全な身体からあふれるエネルギー、体力があるって本当に素晴らしいですね。
集中力がつく
一生懸命遊んでいると、体力がつくだけでなく「集中力」も鍛えることができます。
子どもの集中力がなくて悩んでいるパパママはたくさんいます。
それは、勉強に必要な集中力や体力を遊びで培ってないからなんです。
そもそも、なかなか好きでもない勉強で集中力を鍛えることは難しいんです。
大好きな遊びで集中力を鍛えると、勉強に活かされる。


「過集中」とは?
・時間の感覚を忘れて、体力が尽きるまで遊ぶ、限界まで遊びすぎるような状態。
・集中し過ぎた状態。
勉強を限界までする子どもはあまりいませんが、遊ぶことでなら、限界までできる子どもはたくさんいます。
例えば、子どものころ外で遊んでいて、気が付けば日が暮れていたという経験。
こういうのを過集中と言います。
子どが何かに熱中しすぎると、ついつい「~ばっかりして」「~しすぎじゃない?」などと言ってしまいます。

親としては、最低限の安全を確保し見守るだけで十分。
限界まで好きなことをさせる、そうすることで自然とすごい集中力を身につけることができます。
想像力が増す
幼少期にとことん遊ぶと経験を通して、イメージできるようになります。
子どもは、そもそも経験がないので想像することができません。
イメージする力がないことで、多くのデメリットがあります。
経験なし=想像できない=分からない=勉強できない
子どもの経験値が少ないというのは、当たり前のことです。
経験していないから、想像なんかできません。
想像する力がないと、勉強もできるようにはなりません。
以前、小学3年生の長男と国語の問題を解いていました。
その中で「井戸」という言葉が出てきたんですが、子どもは「井戸」が何か分かっていませんでした。
辞書で調べたり、ググって写真を見せたりしても、全然イメージしてくれません。
なぜなら、子どもにとって「水」って、蛇口をひねったら出てくるものだからです。
なんで穴を掘らないといけないのか、なんでポンプを使わないといけないのか。
説明したところで完全に理解できるわけではありません。
運よく、妻の祖父母の家に井戸があり、その井戸から水を汲むということを体験させてあげました。
おじいちゃんから井戸に関しての説明をしてもらい、ようやく理解してくれました。
そういう体験をさせて初めて「井戸」というものがどういうものなのか、理解できたようでした。
まとめ:外遊びをしないことでの子どもへの影響
子どもが外遊びとすることで得られることをまとめてみました。
ここ数年で、子どもが外遊びをする機会が減ってきています。
・子どもの集中力ってどうやってつけたらいいの?
・勉強する時に全然集中してくれない。
・すぐに「疲れたって言う」
子どもに外遊びをさせると、こんな悩みはなくなります。
子どものことで悩んだ時ほど、子どもと一緒に遊んでみてはどうでしょうか。
遊びで身につけた集中力が、勉強に活かされます。
小さい時は、とにかく限界まで遊ばせてみましょう。

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