新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、政府が一斉休校を要請しました。
学校が休みになったことで、3人の小学生を抱える我が家でも、とても心配していました。
・学校での勉強はどうするの?
・子どもが、外の遊びに行けなくて、どんな影響があるの?
・子どもに留守番をさせるのが心配。
色んな事を考えながら、いざ休校が始まりました。
小学校が休校になって、約1週間。
色んな配をしていましたが、今のところは、落ち着いて生活できています。
いや、逆に学校に行っていた時より、子どもが落ち着いて生活しているような。
それと同時に、不謹慎ですが、子どもと関わる時間が増えたことで、親としての自分の幸せも増えました。
新型コロナウイルスは明らかにマイナスなことで、デメリットばかりですが、一斉休校によって子どもと関わる時間が増えたことで、個人的には、今まで当たり前にしてきたことや感じてきたことにも変化が出てきています。
- 当たり前って何だろう?
- 幸せの基準は?
- 本当の豊かさって何?
こんなことを考えるきっかけになっています。
休校になって1週間。一斉休校が我が子に与えている影響や自分自身の心境の変化について、書いてみたいと思います。
新型コロナで一斉休校!我が家へ与えた影響【価値観の変化】
新型コロナウイルスの感染拡大によって、政府が一斉休校しました。
あれから、1週間経ちましたが、今のところ我が家では、落ち着いて生活できています。
色んなマイナスな影響がありますが、個人的には子どもと触れ合う時間が増えたことは、プラス面です。
今までは、子どもが学校に行っている間は、子どもと関わることができませんでした。
それが、学校が休校になって、一日中家にいることで、子どもと関わる時間は、圧倒的に増えています。
そして、子どもと関わる時間が増えることで、自分自身が幸せを感じる時間も増えています。
なんと、子どもと関わる時間が増えることで、子どもの性格もだんだんと落ち着いてきていると感じています。

自分の価値観も変化が
今まで、子どもは学校に行って、大人は働いて、朝から慌ただしい生活をしていました。
でも、学校がない分、朝もゆっくりできるし、関わる時間も増える。
仕事に行って、学校に行って、慌ただしい生活をしていた時よりも、ゆっくりと子どもと関われている。
それに加えて、自分の価値観にも変化が出ています。
普段当たり前にしていることや幸せに感じていることを見直してもいいんじゃないかって思うようになりました。
「豊かさ」って言うのを再定義しよう!
誤解してほしくないのは、新型コロナウイルスは、個人にとっても日本にとっても世界にとっても、我が家にとっても、明らかにマイナスのことだし、早く治まってくれることを願っています。
でも、これを機に、少しずつ自分の価値観に変化が起きていることは事実です。
今まで資本主義経済の中で、お金ばかり追いかけてきた私たちにとって、どうしても幸せや豊かさの基準は「お金」でした。
そんな中では、家族の時間=豊かさという発想は持ちにくい。
皮肉にも、今回子どもとの時間が増えたことで、子どもも私も時間的な余裕を持って、関われています。
学校の支度に、宿題に、習い事に、何にも追われることなく、余裕を持って生きている。
そんな中で、本当の豊かさって言うのは、こうやって家族との時間を大切にしたり、自分らしく生きることなんじゃないのか。
自分の中で、豊かさの基準を再設定しています。
そんな自分自身の価値観が少しづつ変化していますが、そんなことを考えながら、一斉休校で我が家にどんな影響や変化があったのかをまとめてみました。
一斉休校で学校の勉強ができないけど、家庭学習の時間は増えた
一斉休校で学校の勉強の面で心配がありましたが、今のところ、全く影響がありません。
なぜなら、逆に勉強をする習慣が身についたからです。
今まで、家庭での学習と言うと、学校から出された宿題くらいでした。
今回も宿題がたくさん出ていますが、学校へ出さなくてもいいし、先生が確認することもありません。
だからこそ、我が家の3人の子どもは、自分たちで進んで勉強するようになっています。
「勉強しなさい」「宿題しなさい」「~しなさい」という指示が、無意味であったと、肌で感じています。

強制的にやらされる宿題と違って、自分でやるかやらないかを選べることが、逆に子どもらのモチベーションにつながっています。

こんなことは、学校に行っている時には見られなかった光景です。
勉強が義務ではなくなり、勉強に対しての抵抗がなくなった!
3人の子どもを見ていると、もともと勉強に対しての抵抗はありませんでしたが、さらに抵抗がなくなっています。


こんな感じですね。
これにはいくつか理由がありますが、まず、自分の好きな勉強が好きなようになったことが大きな理由です。
自分の得意なことや、やりたい勉強ができる。
- 漢字の書き取り
- 100マス計算
- 四則計算
- ローマ字
- クロスワード
まずは、自分のやりたい科目や範囲をやることで、モチベーションが上がり、勉強が好きなものになってきています。
これを継続させて、この1か月、コツコツと勉強してほしいです。
100マス計算は、自宅学習にもおすすめですね。
漢字の書き取りなら、うんこ漢字ドリルがオススメです。
クロスワードも楽しみながら勉強できる本です。
一斉休校だけど、逆に規則正しい生活を送れている
一斉休校になって、学校がなくなったら、規則正しい生活が送れなくなると心配していましたが、全然余裕です。
逆に、学校がないことや、夜にバスケットボールの練習ができないことで、いつも以上に早寝早起きしています(笑)
今までどんだけ忙しい生活をしてきたのか、子どもにもさせてきたのか反省しました。
バスケットボールを習っている時には、家に帰ってきたら夜の9時。
そこから、風呂に入って、夜食を食べて、なんやかんやしていたら、10時を過ぎてしまいます。
結局、朝起きるのが遅くなって慌てて学校に行く。
そうやって、悪循環に陥っていましたが、この1週間は、そんなこともありません。
練習は練習で大切ですが、練習がない日も同じように大切だな~と感じています。
家にいるけど今のところ子どもの健康には問題なし
家にずっといると、子どもの健康にも影響が出ると思いきや、全然大丈夫です。
庭にバスケットゴールがあるので、自主練として、シュート練習やボールハンドリングの練習をしています。
定期的に運動をしているので、子どももストレスがたまることもなく、運動不足になることもなく、健康を保てています。

子どもは体力が有り余っていますので、そろそろ、一緒にランニングに行こうかと検討中です。
練習が自粛になった今だからこそ、この1か月で自主練をしておくことがとても重要ですね。
一斉休校になったら、不安や心配事が多くありましたが、1週間では、目だった悪影響はありません。
そして、不謹慎かもしれませんが、意外な良い影響もあります。
一斉休校で友達と比べることがないのは助かっている
一斉休校によって、学校に行かなくなって、友達とも遊ぶことがなくなっています。
友達と遊べないことは明らかにマイナスですが、3人の我が子が、友達と比べることがなくなったのがガチでありがたいです。
友達から悪影響があるっていう意味ではありません。
我が家には、まだ任天堂スイッチがありません。
今まで、学校に行って、友達と関わっている時には、任天堂スイッチの話題が多く上がっていたみたいです。
しかし、友達と遊ばなくなって、以前のように任天堂スイッチの話題が家で出ることがなくなりました。
もともと買う予定もなかったし、買う必要もないと思っていますが、任天堂スイッチが欲しいとせがまれることがなくなったことは、率直にありがたい。
また、自分の家の教育方針に沿って子どもを育てられるのも、ありがたいですね。

友達と遊べないことは、本当に寂しいですが、自分の育て方が、人と比べられないことで、安心して子育てができるようになっています。
暇になった時間を有効活用
近くのイオンモールや買い物に出かけると、コインゲームなどの店舗が臨時閉鎖しています。
子どもたちは、結局家にいる時間が長くなっています。
そして、暇を感じる時間が増えています。
そんな暇になった時間ですが、子どもの敵だと思いきや、意外と子どもが自ら有効活用しています。
暇な時間が増えたら、ダラダラするだけだ思っていましたが、
- 勉強
- お手伝い
- 料理
- 洗い物
- 洗濯
- 玄関掃き
- 掃除機
いわゆる、家事をしてくれるようになりました。
子どもたちが手伝ってくれる時間が増えました。

今まで料理をしたことがなかった4年生の長男も、この期間に、
- 卵焼き
- 目玉焼き
- フレンチトースト
- リゾット
など、簡単な料理が作れるようになっています。
また、1年生の三男は、玄関掃きをしたり、掃除機をかけたり、暇になったことで、自分で暇つぶしのやることを見つけています。
こうやって、時間的な余裕ができると、心にも余裕がでてくるのか、お手伝いや勉強などを進んでやってくれています。
学校に行って習い事をして、忙しい日常の中では、してくれなかったことをしてくれています。
この記事にも書きましたが、勉強をするより、習い事をさせるより、こういった時間が大事なんだと、身に染みています。
まとめ:新型コロナで一斉休校!我が家へ与えた影響【今こそ幸せを見直す時】
新型コロナウイルスの拡散を防ぐために、政府が一斉休校を要請しました。
批判もしたくなるし、悪影響も出ているのも事実。
妻も働いているので、いざ休校となると、想像もつきませんでしたが、今のところ何とか生活できています。
新型コロナウイルスのために、人生が狂わされたたくさんの方がいることは事実なので、一刻も早く通常の生活ができるように祈るばかりです。
今のところ、我が家においては、大きな影響はなく、逆に
- 「幸せって何だろう?」
- 「当たり前って何だろ?」
そんなことを見直すきっかけにもなっています。
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