・子どもにお金の教育ってしたほうがいいの?
・子どもにお小遣いはあげるべき?
・いつから金銭教育をしたほうがいいの?
この記事は、このような疑問に3分15秒でお答えします。


子どもに適切な金銭感覚を身につけてほしい!
そう思っていても、実際にちゃんとしたお金の教育ができているかは分かりません。
子どもは小学校に入学する頃から、お金に興味を持ちます。
その時に、適切なお金の教育をしないと、ちゃんとした金銭感覚を持った大人になることは難しいんです。
その「お金の教育」をどこでするのか?
それは、家庭です。家庭での教育がないと、適切な金銭感覚は育ちません。
我が子では、少し早めの3歳くらいから、自分の財布を持たせて、お金の使い方を学ばせました。
その結果、小学生になった今では、自分できちんとお金の管理ができています。
もし、あなたが子どもに適切な金銭感覚を身につけてほしいのなら、ぜひこの記事を読み込んでください。
この記事でまとめられているお金の教育をすることで、ちゃんとした金銭感覚を持った子どもになるはずです。
では、子どものお金の教育について解説したいと思います。
- お金の教育の必要性。
- 子どもへの教育の仕方。
- お金の教育を始める時期。
- お金の教育で学べること。
お金の教育って必要なの?
そもそも、子どもに対してお金の教育って必要なのでしょうか。
かずき
みなさんが小学生の時、お金に関しての教育を受けてきたという人は、どれくらいいるでしょうか。


日本では、お金=卑しいモノ、汚いモノというイメージがあるので、子どもにお金の教育がされない。
日本ではなぜか、お金に関してネガティブなイメージがあります。
・お金の話をするのは、はしたないこと。
・お金儲けはいやしいこと。
・子どもにお金の心配をさせてはいけない。
・お金は汚いもの。
・お金より大切なことがある
そのせいで、金銭教育が遅れているのは間違いありません。

働き始めて初任給で初めて大金を手にした時、「どうやって使ったらいいの?」みたいな状態でした。
宵越しのお金は持たないタイプってことに、大人になってから気付きました(笑)。
もちろん「貯金」なんて言葉は知りません。ガチで早めに結婚しといてよかった。
自分自身の反省からも、子どもにはしっかりとしたお金の教育をしようと思いました。
私のようにお金の使い方が分からずに、お金に失敗してしまう人の多くは、しっかりとした金銭教育を受けていません。
お金の教育は、どのように生きていくのか、ということと同じくらい大切なこと!
お金の教育をしないとお金に執着する?


お金の教育をしなかったり、お金の話を避けたりすると、逆にお金に執着する子どもになる。
基本的には、子どもの時に苦労したことや、避けられていたことは、大人になって執着する傾向にあります。
私も、小さい時に家がすごく貧乏だったので、今でもお金に執着してしまいます。
コンプレックスみたいなものですね。
子どもの時からお金の教育を受け、お金の使い方を学ぶことで、大人になってから適切な金銭感覚が苦労することなく、使うことができるのです。
お金の教育は子どもと話し合うことから始まる!
子どもにお金の教育をする第一歩は、お金の使い方や良し悪しを、子どもと一緒になって考えることです。
そして、お金のネガティブな面だけでなく、良い面についてもじっくりと話し合うことが重要です。
お金があれば
・人生の選択肢が増える。
・お金で買える幸せもある。
・自分の欲しいものが買える。
・人のためにできることがたくさんある。
こうやって話し合うことで、お金についてのイメージが変わり、多くのことに気がつきます。
お金はより良く生きるための道具
子どもと話し合う時に意識してほしいことは、お金はあくまで道具だといういうこと。
お金が目的に人生になってしまうと、幸せになれない!
お金は目的ではなく手段ですので、人生をよりよく生きるための道具にすぎません。
お金という道具の使い方を知らなければ、一生お金に振り回されることになってしまいます。

だからこそ、お金の知識はあったほうがいいものではなく、なくてはならないものです。
そんなお金とどう付き合っていくのか、ぜひ話し合ってみて下さい。
子どもに金銭感覚はない!
子どもにお金の教育をしないと、きちんとした金銭感覚が身につくことはありません。
先日、子どもと話している時にこんなやりとりがありました。



こんな会話があり、とても驚きました。
子どもからすると、銀行やコンビニのATMは、お金をくれるところなんです。
子どもの金銭感覚なんて、こんなもんなんですよね。
いつからお金の教育をすべき?
では、いつから子どもにお金の教育をしたらいいのでしょうか。
子どもにお金のことを教えるには、小学校入学時前後がベストです。
多くの本を参考にしてみても、小学校入学前後が推奨されているようです。
私の子どもは、幼稚園の年長や小学1年生くらいから、お金との関わりを持たせるようにしました。
もちろん、小さな子どもなので、失敗もたくさんしました。
しかし、失敗を繰り返すことで、お金の使い方を学び、お金の大切さを肌身で感じるようになりました。
小さな時期に、トライ&エラーを繰り返すことで、適正な金銭感覚を身につけることができる。


お金の教育は何から教えたらいいの?
子どもへのお金の教育は、小学校入学前後がベストです。
では、何から教えたらいいのでしょうか。
まずは、お金の使い方を学ぶために、お小遣いから始めてみましょう


小さな時からお小遣いをあげると、無駄遣いをしてしまうのではないかと心配する方もいます。
しかし、お金の使い方を学ぶためには、実際に使ってみることが一番の勉強になります。
最初は、すべて使い切っても問題のない範囲で、子どもにお小遣いを渡してみましょう。
我が家では、1か月に小学校の学年×100円をあげています。
この時期に、トライ&エラーを繰り返すことで、お金の使い方が経験できます。
・早く失敗させ改善することで、お金を適切に使える期間が長くなる。
・失敗をさせないのではなく、してもいい失敗を早くさせてあげる。
お金の教育の実践!
我が家では、お小遣いとは別にお手伝いをしたら10円をあげています。
「お金=労働の対価」というこtとしての役割も教えられる。
お手伝いに10円をあげることで、お金労働の関係性も、家庭で教えることができるようになります。
お手伝いは基本的には、何でも構いません。
・トイレ掃除
・布団たたみ
・玄関掃き
・食器洗い
・お風呂掃除
お手伝いをすることで、家族のために役に立とうとする気持ちも育てることができる。
長男と二男は、今では1000円くらいお金がたまっています。
自分で働いてお金をもらうと、子どものお金の使い方にも変化があります。
以前なら、自分のお金ではないので、100円のアイスをためらうことなく買っていました。
お手伝いを始めてからは、「100円の価値=お手伝い10回分」と言うことを身に染みて理解しているので、いつも以上に考えながらお金を使うようになりました。

お金の教育で自由(選択)と責任も学べる
子どもが使うお金に関しては、口出ししないことが重要です。
子どもが自由に使うことで、子どもに責任感が芽生えるからです。
自分で考えて選択することで、自分の選択に責任を持つようになります。
子どもがお金を使う時に
・「これはやめなさい」
・「そんなの買ったらもったいない」
・「これにしなさい」
こんなことは絶対言わないように!
人から言われて選ぶと、買った後に「自分のお金なのに買わされた。」という感覚になってしまいます。
そうなると、自分のお金を使うという責任感も生まれません。
大人から見てもったいないと思うようなことでも、子ども自身が自分で考えて後悔することが重要!
子どもへのお金の教育のまとめ
どのようにして、家庭での金銭教育を行うのか、理解できたかと思います。
子どもを子ども扱いしてお金の使い方を教えないと、大人になった時にお金で失敗してしまいます。
お金を使うことにも、練習が必要です。
子どもには、してもいいお金の失敗をたくさんさせることで、適切な金銭感覚が身につけられます。
また、お金について親子で一緒に考えていくことで、子どものお金に対する価値観も培われます。
私は、小さい時にお金の教育を受けてきませんでした。
小さい時から金銭教育を受けてきたら、もう少し効果的にお金を使うことができていると後悔しています。
大人になりお金で苦労するよりも、トライ&エラーを繰り返し、しっかりとした金銭感覚を身に付けた大人になるように、小さい時から取り組んでいきましょう。

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