・主夫になるために心構えはありますか?
・どのような気持ちで主夫になればいいですか?
このような質問に、主夫歴2年の私がお答えします。
こんにちは、かずき(@kosdoateriron)です。
ここ数年で、主夫になる人が増えています。主夫の私としては、とてもうれしい傾向です。
が、実際に主夫になるためには、いくつかのハードルがあります。
その中でも、主夫としての心構えを知らずに主夫になると、主夫業を楽しむことができません。
主夫としてのマインドを理解していないと、せっかく主夫になっても、楽しめないばかりか、すぐに再就職なんてことにもなってしまいます。
この記事では、主夫になるための心構えが書かれています。
この記事で主夫の心構えを学ぶと、楽しい主夫ライフが待っています。
主夫になりたい方、主夫になってすぐの方、この記事で主夫の心構えを学び、充実した主夫ライフを送ってください。
主夫の心構えは「捨てる」こと!
主夫の心構えで、一番大切なことは、「捨てる」ことです。
とにかく、色んなものを捨てることが、主夫に求められていることです。
具体的に何を捨てるのかというと、こんな感じです。
主夫になって捨てるもの
- プライドを捨てる。
- こだわりを捨てる。
- 経験を捨てる。
- 実績を捨てる。
- いらない物を捨てる。
主夫になる心構えは、このようなものを捨てることから始まります。
主夫になったのに、楽しめない人や充実していない人の9割は、色んなものを捨てきれずにいます。
上記のものを捨てきることで、誰にも邪魔されない主夫としての楽園が待っています。
全てを捨てることができたら、主夫としての余裕や男としての幅や魅力が3倍に広がります。
とにかくいらないものを捨てて主夫になってみましょう。
では、それぞれ詳しく説明します。
主夫の心構え①:プライドを捨てる
主夫としての心構えで、一番大切なことはプライドを捨てることです。
主夫になったら色んな悩み事があります。
働いているときには感じることのできない悩みです。
この記事(主夫の悩み5選と乗り越える方法)にも詳しく書きましたが、主夫の悩みの9割は、自分自身で作り出しているものです。
何で作り出してしまうのかというと、プライドです。
変な男としてのプライドが邪魔をして、悩まなくても良いことまで悩んでしまいます。
そんなことで悩むよりも、早くプライドを捨て、主夫業を楽しむ方が、人生においての幸せはダントツに上がります。
主夫の心構え②こだわりを捨てる
次に大切なことは、こだわりを捨てることです。
ぶっちゃけ、家事や育児って、こだわっていたらできないことばかりです。
もちろん、こだわることが大切な時もありますが、それは、主夫になって数年後で大丈夫です。
いきなり、こだわっていると、主夫として、成長できなくなります。
新入社員がいきなりベテランのようなこだわりを持っていたら、成長できません。
そうじゃなくて、しっかりと何でも吸収できるように、こだわりを捨てることが大切です。
主夫の心構え③経験を捨てる
主夫になる前には、経験を捨てましょう。
経験とは、今まで働いていた時の経験です。
家事は何とかできても、育児は仕事の経験がほとんど生かされません。
子どもが部下みたいに言うことを聞いてくれるわけでもないありません。
だからこそ、仕事の経験を一度捨ててから子育てをするほうが、うまくいくことが多くなります。
また、仕事は完璧を目指してすることが多くありますが、家事や育児は、完璧を目指して行うと、スムーズに家庭が回らなくなることが多くあります。
この記事(ズボラ育児が最高な理由)にも書いていますが、意外と適当にやったほうが、家族によい影響があることも分かっています。
主夫の心構え④実績を捨てる
主夫になるためには、今までの実績を捨てましょう。プライドと同じです。
仕事をしていると、色んな実績があると思います。
主夫になると、それが全く通用しません。妻や子どもには、仕事の実績は全く関係ありません。
会社での実績があれば、おいしいご飯を作れるわけでもありません。
主夫の実績は、やはり主夫になってから頑張るしかない。
また、家庭を支えるためには、妻や子どもの下に入ることが重要です。上から支えることはできません。
そのためには、いつまでも自分が中心という考えを捨て、上手にへりくだる必要があります。
自分の実績やプライドを捨て、家族がどうやったら快適に過ごせるかを考えてみましょう。
主夫の心構え⑤物を捨てる
主夫になるには、色んな物を捨てましょう。
働いている時に必要だった物は、主夫ではほとんど必要ありません。
不必要なものをいつまでも持っていては、邪魔なだけです。
いらない物を捨てることで、物理的に空間が有効利用できますし、変な思い出に浸ることもなくなります。
物を捨てると、断捨離にもなって、心地よく主夫ができます。
もちろん、持ち物としては、主夫よりも働いている妻の方が多くなります。
仕事の服などがあるので、当たり前です。
それをいつまでもこだわって、いつか使うだろうと思って、取っておくと、空間を有効利用できなくなります。
使わないものは、思い切って捨ててみましょう。
色んなものを捨てると程よい”あほ”になれる
主夫になる心構えとして、色んなものを捨て去ることが重要ですが、上手に捨てられると程よい”あほ”になれます。
実は、このあほになることが主夫として成功する秘訣です。
考えてみてください。妻に働いてもらって、妻のお金で生活する。
会社で輝かしい実績を上げることなどないし、誰からも褒められることがない。
完璧にやって当たり前の主夫業。
こんな主夫業を楽しむには、あほになるしかありません。
加えて、周囲からは主夫=無職として見られ、社会的な認識もまだまだ低い。
そんな状況で主夫を楽しむには、あほになることが一番の方法です。
でも、これだけは言いたいんですが、主夫って、ガチでやりがいのある仕事です。そして、それがガチで楽しい。
こちらの記事(主夫のメリット・デメリットは?)にも書きましたが、デメリットももちろんありますが、それを上回るほどのメリット。
私は、主夫になって後悔などありません。というか、働いていた時よりも、幸福度が上がっています。
自分の本当にやりたいこともやりつつ、早い時間からお酒をのみつつ、楽園みたいな職業です。
これも、色んなものを捨てて、あほになったおかげです。
まとめ:主夫の心構えは捨てること
主夫になる心構えをまとめてみました。
主夫になることが決まっていたり、主夫になることに自信がないという方は、ぜひ心構えを学んで主夫になってほしいと思います。
色んなものと捨ててあほになると、悪いことのように思われますが、実際は違います。
男としての魅力が上がり、男としての幅も広がります。
仕事で行き詰っている人にとっても、一度主夫になることで、男として新しい発見があるかもしれません。
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