・子どもが全然勉強しない。
・自主的に勉強してほしい。
・子どもが勉強したくなる方法はありますか?
このような悩みを3分24秒で解決いたします。

子どもの勉強のことで悩むパパママはたくさんいます。
せっかく手作りのプリントや計算問題を作っても取り組んでくれなかったり、何回言っても宿題をしなかったり。
子どもが自主的に勉強してくれるようになったらどれだけ嬉しいか。
実は、子どもが勉強したくなる要因はたった1つです。
それはなんですか?
子どもが勉強したくなる要因は「環境」
ん?どういうことですか。
どんな子どもでも、家庭の環境が整っていると、子どもは勉強したくなります。
勉強したくなる環境が整っていると、
「勉強しなさい」
「宿題した?」
このようなことをいちいち確認する必要がありません。
家庭環境を見直したら、子どもが興味を持って勉強に取り組んでくれるようになります。
この記事に書かれている、勉強好きな子どもに育てるためのノウハウを参考にしてください。
勉強したくなる要因は【環境】
子どもが勉強好きになる要因はたった一つです。
勉強したくなる「環境」が整っているかどうかです。
どんな子どもでも、勉強の環境が整っている家庭では、進んで勉強をするようになります。
「勉強しなさい」という言葉を言う必要がありません。
自主的に勉強する子どもの資質は、性格でも遺伝でもありません。
親として、子どもが勉強したくなる環境を用意してあげられるかどうか!


勉強したくなる家庭はこんな環境!
子どもが自主的に勉強するために一番大切なことは、「家庭が安心できる場所」であることです。
高校教師の時に1000人近くの子どもを教えてきましたが、勉強が苦手で嫌いと感じている子どもの多くが、家庭が安心できる場所と感じていませんでした。
勉強が苦手で嫌いな子どもは、学校でも家庭でも心配なことがあるので、勉強できる雰囲気がない環境で育った。
勉強が好きな子どもに育てるためには、安全で安心な生活が安定して送れるようになることが、一番大切な条件です。
落ち着いた環境を用意することで、毎日勉強をする習慣を作ることができます。
小学生であれば、環境が整うと、だいたい3か月くらいで、自主的に勉強するようになります。
勉強が嫌いになる声掛けはNG!
当然のことながら、家庭で子どもにかける言葉も気を遣わないといけません。
この子、何をやってもダメなの。
この子は本当に勉強が苦手で。
・親に似て記憶力がなくて。
このような言葉は、絶対に使ってはいけません。
生まれながらにして、子どもは親を喜ばせたくて生きていることがほとんどです。
だから、子どもは勉強が絶対にできるようになりたいんです。
勉強ができるようになり、親を喜ばせたいと思っています。
逆に、何かで活躍できなかったり、勉強できなかったりすると、親を喜ばせることができないと感じてしまい、自分のことを情けなく思ってしまいます。
その結果、「自分はやっぱりできないんだ」ということを子ども自身が再確認してしまうんです。
「今回点数が良かったのは、たまたまだよ」とか、「まぐれ」などのような言葉をかけてしまうと、せっかく勉強に対して意欲的になっても、その好奇心や意欲がしぼんでしまいます。
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勉強したくなる雰囲気が家庭にあるか
勉強したくなる雰囲気が家庭にあることも重要なことです。
勉強したくなる雰囲気ってどんなんですか?
「勉強できる=かっこいい」という雰囲気ですね。
声掛けの工夫と共に意識してほしいことは、
「勉強ができることがかっこいい」
「知識があることは素晴らしい」
という文化があるかどうかです。
「勉強ばかりしていてもだめ」とか「勉強だけできてもだめ」という考えの方もいらっしゃいます。
しかし、勉強ができないけれど、スポーツや音楽などの才能のある子どもは「素晴らしい」となりますよね。
それと同じで、勉強しかできかったとしても、勉強ができることがとても尊いことなんだ、ということを子どもに伝えてあげてください。
勉強したくなるためには親が勉強好きのふりをすること
勉強できることが「かっこいい」という家庭文化を作るには、まず親が勉強好きになることが大切です。
でも、学生時代にあれだけ嫌いだった勉強を好きになるなんて無理、と思う方もいますよね。
そんな時は、勉強好きのふりをしてみましょう。
子どもの前だけでも大丈夫です。
実際は嫌いで苦手でも良いので、勉強したり、何かを学んだり、新しい知識を得ることが楽しく、素晴らしいという姿勢を、子どもに見せてあげましょう。
「合理化」が勉強したくなる雰囲気を壊す
心理学の用語で合理化という言葉があります。
合理化 (心理学) – 心理学の用語で、自分にとって都合の悪い現実を、事実と異なる理由で隠蔽・正当化するなど、心理的自己防衛を図ること。 例えば、大学入試に失敗した者が、自分の学力が不足していたことに目を背け、「あの大学はもともと学風が嫌いだった」と述べるなど。
(引用:Wikipedia)
合理化は、心の平穏をもたらすための心理的自己防衛ですが、このような発言をした本人は合理化を行っているという意識がないのが一般的なんです。周囲には負け惜しみのように思われても、本人はそのことに全く気づいていないのです。
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勉強についても同じことが言えるんです。特に、親自身が勉強に対してコンプレックスがあると、「勉強なんかできても」などと子どもの前でうっかり発言してしまう可能性も高くなります。
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子どもはその言葉を信じて、勉強が嫌いになってしまいます。勉強ができる人をリスペクトしないと、子どもは勉強が好きになりません。知的な人間を尊敬する文化があるからこそ、子どもが勉強しようとするのです。
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同じように、
- 「勉強ができる子は、性格が悪い」
- 「受験勉強なんかしていると性格は悪くなる」
- 「勉強ばかりやっているとおかしくなる」
- 「一流大学の人は、ひねくれている」
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というような言葉を子どもの前で言ってしまうと、勉強をしようという意識が生まれなくなってしまいます。
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まとめ
子どもが勉強好きになるために、家庭で何ができるかご理解いただけたと思います。
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言うは易く行うは難し。実際に、このような環境を用意したり、すぐに親としての意識を変えたりすることは、難しいことかもしれません。
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しかし、子どもが勉強好きになるということは、子どもに勉強させる労力がなくなり、親の負担も軽くなると捉えることもできます。
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少しでも子どもが勉強好きになるように、親の負担が軽くなるように、少しでも楽しく子育てができるように、工夫をしてみましょう。
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今日も、「カズキの子育て理論」を最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも自分らしく、子育てを楽しみたいと思います。
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