・子どもの忘れ物が多い。
・すぐに物をなくす。
・片付けられない。
このような子どもに関する悩みに5分23秒でお答えします。
忘れ物が多い子どものことでお悩みの方がたくさんいます。


子どもが忘れ物をしてしまう原因を知ると、誰でも簡単に忘れ物をなくすことができます。
しかも、忘れ物だけでなく、物をなくすことも無くなり、片付けられないなんてこともなくなります。

では、忘れ物が多い子どもが劇的に変わる方法をお伝えします。
この記事を参考に、忘れ物をしない子どもに育てられるようにしましょう。
子どもはなぜ忘れ物をするのか?
子どもの忘れ物に困っているママはたくさんいます。
まず考えてほしいことは、「なぜ忘れてしまうのか?」ということです。
子どもが忘れ物をする原因を考える前に、子どもに怒ってしまうと、解決策が見つることができなくなります。
また、忘れ物をしてしまったことを気にして、自己嫌悪に陥る危険性もあります。
忘れ物を改善したいのなら、忘れ物をしてしまう原因を把握しましょう。
下記に、忘れ物の原因をまとめてみました。
忘れ物の原因1:覚えることが多すぎる
忘れ物の一番の原因は、覚えることが多すぎることです。
当たり前ですが、人間は一度に覚えられる量には限界があります。
小学生では大人よりも、一度に覚えられることも少ないです。
マジカルナンバーのように、覚えられる限界を超えてしまうことで、ついつい忘れ物をしてしまうことが多くなります。
マジカルナンバーとは?
「The Magical number seven, plus or minus two: some limits on our capacity for processing information」という論文の中で、一度聞いただけで直後に再生するような場合、日常的なことを対象にする限り記憶容量は7個前後になるということを示した。この7個というのは情報量ではなく意味を持った「かたまり(チャンク)」の数のことで、数字のような情報量的に小さなものも、人の名前のように情報量的に大きな物も同じ程度、7個(個人差により±2の変動がある)しか覚えられないということを発表した。(引用:Wikipedia)
忘れ物の原因2:やることが多い
やることが多いと忘れ物をしやすくなります。
特に時間がない中で多くのことをやろうとすると、忘れ物をしてしまう可能性が大幅に上がります。
時間に余裕をもって準備をし、忙しいことが予想される時には、しなければならないことをシンプルにすると、忘れ物は少なくなります。
忘れ物の原因3:生活習慣が整っていない
3つ目の原因は、生活習慣が整っていないことです。
忘れ物をする子どもの多くは、生活習慣が整っておらず、乱れています。
生活習慣を見直すことで、忘れ物を改善できる場合が多くあります。
生活習慣が乱れていると、忘れ物をしないという意識さえも持てなくなっている。
改善するためには
・朝はやることが多いけど、できるだけ余裕のある夜に準備をしてみよう。
・日頃から整理整頓を心がけて、すぐに取り出せるようにしよう。
・宿題は帰宅後すぐにして、朝は余裕をもって登校しよう。
細かなことにまで配慮できるようになると、忘れ物が少なくなります。
子どもの忘れ物をなくすためには
原因が分かれば、次は改善してみましょう。
忘れ物をなくすために一番大切なことは、ルーティンです。
忘れ物をなくすために、日々のルーティンを確立させ、子どもに忘れ物をさせない生活習慣を身につけさせることが大切!
その習慣づけをするための手順は、たったの3つです。
- 忘れてしまった時の気持ちを思い出させる。
- なぜ忘れてしまったのか、一緒になって考える。
- 改善策を一緒になって考える実行する。
ステップ1:忘れてしまった時の気持ちを思い出させる。
まず、忘れ物をしてしまった時の気持ちを考えさせてみましょう。
そして、忘れ物=嫌なもの、気持ちの悪いもの、という意識を植え付けていきましょう。
私の長男は、体育が本当に好きですが、たまに体操服を忘れて行くことがあります。
その日の帰宅時には、体操服を忘れた時に状況を思い出さます。
やっぱり楽しみにしていた体育の授業ができなかったという、ネガティブなイメージを抱きます。
「忘れ物=不快=ネガティブ」というイメージを植え付けることで、忘れ物に対する嫌悪感を抱くようにする!
ステップ2:なぜ忘れてしまったのか一緒になって考える。
次に、なぜ忘れてしまったのかを一緒になって考えてみましょう。
忘れ物をしたくてする人はいないと思いますが、その原因を考えることで、次回への対策を考えることができます。
その原因を把握しないと、改善への一歩を踏み出すことができません。
ステップ3:具体的な方法を考え実行する
最後に、次から忘れ物をしないためにはどうすればよいのかを、一緒になって考えましょう。
- 起きるのが遅かった。
→前日早く寝て、余裕をもって起きる。 - 朝に宿題をした。
→学校から帰ってきたら、すぐに宿題に取り掛かる。 - うっかりしていた。
→一覧表を作成する。
一緒になって考えることは、親が手本や改善方法を子どもに教えてあげるということです。
決して子ども任せにせず、一緒に取り組むことで、子どもの忘れ物が徐々になくなります。
こんな対処はNG!子どもが忘れ物をしたときの注意点は?
いざ、子どもが忘れ物をしてしまった時には、どのように対処したらよいのでしょうか。
親からしたら「なんで忘れたの?」と怒ってしまうこともあります。
しかし、怒っても逆効果です。
怒ってしまうと、忘れた事実を隠すだけでなく、事実に向き合えなくなります。
現実的に、具体的な改善方法を一緒になって考えることが大切!
NG対処法1:危ない?本人が忘れて困るだけ!
子どもが忘れ物をしたら「本人が忘れて困るだけなので」というように考えてしまいます。
親からすると「痛い目にあったら次から改善してくれるだろう」と期待をします。
効果的な時もあるが、逆に「忘れることに慣れてしまう」危険性もある。
NG対処法2:先回りして準備する。
先回りして準備したり、忘れ物を学校に届けてしまうのはNGです。
本人は困ることがありませんが、「次は忘れないようにしよう」という意識が持てなくなります。
上記のような注意点を参考にしながら、子どもが忘れ物をしてしまった時には、しっかりと改善できるように、取り組んでみましょう。
子どもの忘れ物のまとめ
忘れ物をすることは、決して褒められたことではありません。
しかし、誰でも忘れ物はしてしまうものです。
その時にどのように対処をすれば良いのかを学ぶことも、生きる上では大切なことです。
また、忘れ物をしないことが、当たり前ではありません。
忘れ物がなかった時には、ぜひとも忘れなかったことを褒めてあげましょう。
また、なぜ忘れなかったのかを一緒になって考えることも重要です。
子どもの忘れ物に対して、決してがみがみ怒ったりせず、改善点を一緒になって話し合うことで、今よりもっと充実した子育てができます。
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