・主夫って何か悩みがあるの?
・主夫って気楽でいいよね。
・主婦は大変そうだけど、主夫って大変なの?
こんな主夫についての質問に3分でお答えします。
毎日家族と楽しく過ごしている主夫のかずき(@kosodateriron)です。
主夫として楽しそうに生活していると、「主夫って悩みあるの?」なんて言われたりします。

ほっといてください。幸せなんですから。
ぶっちゃけ、そう思います。
でも実際に主夫って悩みがあるのかどうか、多くの方が気になるところです。
そこで、主夫歴2年の私が、実際に感じてきた悩みと、それを乗り越えた方法について、まとめてみたいと思います。
主夫に興味がある方、主夫になりたいと思っている方の参考になればと思います。

え?今ですか?
主夫になって後悔はありませんし、主夫をしていて悩むことがなくなりました。毎日幸せです。
この記事の要点
- 主夫をしていて悩んだこと5選。
- 主夫の悩みの9割は自分で作り出したもの。
- 主夫の悩みの9割は自分の考え方次第で解決できる。
- 不必要なプライドを捨てることで主夫として毎日幸せに過ごせる。
主夫の悩みは結局自分で作り出しているだけ
主夫になって2年たちましたが、結構いろんなことに悩みました。
でも、振り返ってみると、結局自分自身で勝手に悩んでいたことがほとんどでした。
主夫の悩みの9割は、自分で主夫という職業?立場?役割?を自分で認められなくて、悩んでいただけです。
男のプライドを捨て、本当に大切なことだけに目を向けることで、今ではほとんど悩むことがありません。
しかし、この2年の間に悩んだことも多々あったので、主夫として悩んだことをまとめてみたいと思います。
主夫の悩み
- 周囲の目が冷たい。
- 自己肯定感が得られにくい。
- 充実しているのか分からない。
- 稼いでいないので罪悪感が小見出し無職と勘違いされる。間違いじゃないが小見出し:子どもとずっと一緒
これを見ると、結局一般的な主婦が感じる悩みと一緒のような気もします。
主夫の悩み①:周囲の目が冷たい
主夫になって一番悩んだことは、周囲の目が冷たいことです。
周囲に「主夫をしています」と言うと、「え?主夫?」という微妙な反応になります。
初対面の人ならいいのですが、学校の先生や市役所など、公務員の人に微妙な反応をされると、結構傷つきました。
いちいち説明するのもめんどくさかったですし、それ以上話がかみ合わなくなるのがめんどくさかったです。
ただ、こうやって周囲の目が冷たいと感じる時は、自分が主夫であることを完全に受け入れていないからだと気づきました。
自分が自分のことを認めてあげると、不思議と周囲の目も冷たく感じなくなりました。
結局は、自分自身が自信をもって主夫にやりがいを感じながらやり抜くことで、冷たいと感じなくなりました。
自然と悩まなくなりました。
主夫の悩み②:自己肯定感が得られにくい
次に主夫として悩んだことは、「主夫でいいのかな?」ということです。
もっと極端な言い方をすれば、「自分は自分で良いのかな?」ということです。
つまり、自分自身を認めること、自己肯定感が得られなかったことで、悩みました。
仕事とは違い、やりがいが見つけにくいことが原因です。
勘違いしてほしくないのですが、主婦や主夫は、とってもやりがいのある仕事です。
だって、子どもや家族の成長を一番まじかで見られるから。
これ以外のやりがいは他にはない。
ただ、仕事をしていた価値観で主夫をすると、最初のうちは、やりがいが見つけられません。
- 会社みたいに数字で業績が分かるわけじゃない。
- お客さんにありがとうと言われるわけじゃない。
- 生徒から先生って呼ばれるわけじゃない。
そんな中で、今まで通りの価値観や考え方で生きていると、やりがいが見つけられません。
やはり、今までの価値観を捨てて、新しい価値観を見つけ出すと、自分自身を認めることができます。
主夫にやりがいを見つけられると、主夫をしてていいんだって思えるようになりました。
今では、主夫に誇りをもって生活しています。
主夫の悩み③:充実しているのか分からない
主夫になった当初は、主夫としてのやりがいが見つけられず、ぶっちゃけ充実しているかどうか分かりませんでした。
子どもの成長が数字に表れるわけでもないし、妻から毎日褒められるわけでもない。
普通のことを普通にこなすだけで十分にすごいことなのに、それが当たり前になり過ぎて、当たり前になっています。
主夫になりたての頃は、夜寝るときに「このままでいいのかな?」って思っていました。
そこでも、やっぱり自分のプライドとか働いていた過去と比べてしまっていました。
過去と比べることなく、主夫をしていて、「家族が幸せだったら、それが主夫としての充実でしょ?」と、半ば開き直ることで、考え方を変えることができました。
変なプライドを捨て、過去と比べなくなってからは、主夫として充実しまくっています。
毎日妻と子どもの笑顔に囲まれて楽しく生活できています。
主夫の悩み④稼いでいないので罪悪感が
専業主夫になると、稼ぎがなくなります。

いや~~、これでいいのかって、罪悪感がありました。
分かっちゃいたけど、「男なのに稼いでいない」。
この事実と向き合うまでは、時間がかかりました。
時間がかかったといっても、数か月ですけどね。
あとは、そんなちっぽけなプライドを捨ててしまいました(笑)
専業主夫が稼いでいないは事実ですが、私としても一生働かないわけではなくて、子育てが落ち着いたら働く予定です。
だから、稼いでいないのは、今だけであって、長い人生の少しくらい、妻に稼いでもらってもいいんじゃないかって考えるようにしました。
そう考えると気が楽になりました。
ずっと妻に稼いでもらうわけじゃなくて、長い人生のいっときです。
それくらいいいかなって自分を許せるようになると、罪悪感も不思議と消えました。
あと、主夫って結構時間があるので、隙間時間に副業を始めることで、月に1万円くらい稼ぐことができています。
ぶっちゃけ、主夫で1万円って、けっこうなお小遣いです。
今は、自分のお小遣いを自分で稼げるようになって、主夫により誇りを持てるようになりました。
主夫の悩みに⑤:無職と思われる
主夫って結局は無職なんですよね。
仕事をしていないので、無職であることに変わりはありませんが、何もしていないわけじゃない。
でも、まだまだ世間は主夫=無職です。

間違いじゃないけど、間違っています。
無職と言われて、反論もできないので、悩むこともありましたが、こればっかりは、私一人で悩んでも解決できないので、世間や社会が変わっていくしかありません。
主夫って堂々と言える日を夢見ています。
主夫の悩み番外編:子どもとずっと一緒
主夫として、ずっと子どもと一緒だということで悩む人もいます。
が、これに関しては、私は全然悩んだことがありません。
子どもと一緒でストレスになったら、イラっとすることは、正直あります。
でも、それが悩みとはなりません。「まあ、そんなもんか」くらいにしか感じていません。
ただ、やっぱり自分一人の時間は大切にしたいので、月に1回くらいは、妻にお願いして自分一人の時間をもらっています。
これは、妻にガチで感謝です。
まとめ:主夫の悩みは主婦の悩みと同じかな
この2年で主夫として悩んだことをまとめてみました。
改めて振り返ると、これって主婦の悩みと同じような気もします。
主婦が悩むようなことに、同じように主夫も悩んでいる。
そこに男女の差はなくて、同じ人間なんだなとも思ったりもします。
ただ、自分が悩んでいたことは、男としてのプライドを捨てきれなかったり、仕事をしていたときと比べてしまったり、結局、自分自身が原因を作っていることがほとんど。
もっと早く主夫の魅力や主夫のやりがいに気づいていれば、もっと充実した主夫ライフが待っていたかと思うと、少し後悔しています。
が、主夫として2年たった今、主夫になったことはまったく後悔していません。
主夫になって、良かった。
こんなブログを読んでみて、主夫としての葛藤や悩みを少しでも分かってくれたらありがたいです。
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