・子どもが消極的で困っています。
・何事にも挑戦する子どもに育ってほしい。
・失敗を恐れて積極的に行動できません。
このような悩みに3分54秒でお答えします。
子育てをしていると、子どもの失敗や悪い面ばかりが目に付くことがあります。
失敗や欠点ばかりに目が行くと、子どもは自然と失敗を嫌がるようになります。
やがて、失敗を恐れるようになり、挑戦する気力までも無くなってしまいます。
- もっと積極的に行動してほしい。
- 何事も挑戦してほしい。
子どもにこのように望むパパママもたくさんいます。
実は、「挑戦力」を身につけると、何事にも挑戦する子どもに大変身します。
3人の我が子も挑戦力を身につけたことで、失敗を恐れずに積極的に行動できるようになりました。
失敗を恐れず積極的に挑戦できる子どもに育つように、この記事を参考にしてください。
「挑戦力」とは
子どもに身につけさせたい資質として、ダントツにオススメするのが「挑戦力」です。
・失敗を恐れず挑戦する力。
・失敗した後に改善できる力。
・最後まであきらめずに頑張れる力。

昔は挑戦力というよりは、言われた通りに物事を遂行する力が求められていました。
今の時代には、正確性よりもダントツで身につけるべきものが「挑戦力」です。
今の時代には挑戦力が必要!
昔とは違い、現代では「挑戦力」は必須の能力になっています。


特にここ数年で社会を取り巻く環境が大きく変わりました。
数年先は予測が困難な時代になっています。
言い換えると、過去を学んでも、参考にならないことが多くなりました。
そして、過去の成功に縛られている人ほど、取り残されていきます。
だからこそ、どんなときにも挑戦できる資質を今のうちに身につけておかないと、時代に取り残されてしまいます。
失敗ばかりを恐れて行動できなくなる前に、挑戦できる資質を身につけておきましょう。
挑戦力を身につけるためには失敗をすること
失敗と聞くと、本当に否定的なイメージを持ちます。
特に、我が子が失敗をすると、親としては顔を隠したくなるくらい恥ずかしくなります。
実は「挑戦力」を身につけるためには、この「失敗」を大切にしなければいけません。
・「失敗」=「挑戦」
・どれだけ質の高い失敗をできるかどうか。
失敗=マイナスと捉えている人が多くいます。
しかし、失敗=挑戦と捉えられるようになると、子どもは進んで挑戦できるようになります。
失敗してもネガティブに捉える必要はありません。
子どもが失敗しても「ナイストライ」と言えるようにしましょう。
あの有名な発明王のエジソンも全く失敗を恐れずに挑戦し続けました。
そのエジソンの名言の中にも失敗に関しての言葉があります。
「失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」
失敗するということも、長い目で見ると財産です。
まずは失敗への認識や捉え方を変え、失敗を恐れずに子どもがどんどん挑戦できるような環境を用意してあげましょう。
挑戦力を磨くには早く失敗させることが重要
失敗することへの抵抗がなくなったら、子どもに早く失敗させてあげることが重要です。
どんどん失敗(=挑戦)することで、どんどん成長します。
そして、早く失敗をしたほうがメリットも大きくなります。
次の二つを比べてみて下さい。
- 小学1年生で失敗する。
- 高校1年生で失敗する。

早く失敗すると、早く改善できる!
失敗したくて失敗する子どもはいません。
失敗をすると、当然次は失敗しないようにと、努力して改善するようになります。
早く失敗をすることによって、改善した後の成長した自分が、その後長い間続いて行くことになります。
早く失敗することで、より挑戦力を高めることができます。
挑戦力を高めるためには怒ってはいけない
「挑戦力」を高めるためには、失敗した時に決して怒ってはいけません。
怒ってしまうと、子どもは失敗を隠すようになり、さらには挑戦しなくなります。
失敗した時には、どうしてもお互いにネガティブな感情を抱きますが、ポジティブに捉える必要があります。

挑戦力を身につけるための具体的方法
挑戦力を身につけ、失敗を成長に変えるための方法は二つあります。
- 失敗したことを褒める。
- 改善点を話し合う。
一つ目は、先ほど言ったように失敗した時でも怒らず、逆に挑戦したことを褒めるということです。
そして二つ目は、次に失敗しないための改善点を、具体的に子どもと一緒になって考えることです。
まずは、挑戦したことや実際に行動に移したということに目を向け、褒めてあげてください。
失敗を肯定的に捉えることによって、子どもはもう一回挑戦しようという意欲も出てきて、挑戦することにためらいがなくなります。
次に、改善点を子どもと一緒に考えてみましょう。
一緒に考えることが重要!先に解決策を言うのはNG!
子どもの将来を考えると、いつまでも答えを教えてくれる人がいるわけではありません。
まずは、子どもが「どうしたらよくなるのか」を考える癖をつけることが大切です。
その考える癖をつけることによって、いずれ大人の力を借りなくても、失敗を改善し成功に変えることができるようになるからです。
挑戦力を身につけると周囲へ貢献できる
挑戦力を身につけると、周囲へ貢献できることがたくさんあります。
日本の小学校では、このような考え方はありませんが、欧米の小学校では、たとえ間違った答えをしても、挑戦して答えることが称賛されています。
なぜかと言うと
- クラスの生徒たちが、間違っていることから学ぶ機会を与えてもらえる。
- たとえ間違っていても、恐れずに手を挙げて挑戦する生徒を増やす。
間違えることよりも、積極的に発言することが求められています。
また、間違えたとしても、他の生徒もそこから学ぶことができます。

欧米の子どもは、クラスに貢献する力が養われている!

挑戦力についてのまとめ
挑戦力を身につけるためには、失敗をネガティブに捉えるのではなく、挑戦と捉えてみましょう。
挑戦するなら、早く挑戦し失敗し、改善したほうが、メリットが大きくなります。
挑戦力を身につけさせたいのなら、子どもが失敗をしたときには、決して怒ってはいけません。
挑戦した後は、「挑戦したことを褒めて」、「失敗しないための改善点を、具体的に子どもと一緒になって考える」ようにすることで、子どもが成長します。
どんなことにでも最後まであきらめずに挑戦できる子どもになるように、この記事を参考にしてください。

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