・子どもがすぐに言い訳をします。
・自分の失敗なのに人のせいにします。
・人の悪口ばかりいいます。
この記事は、こんな子育ての悩みを5分05秒で解決します。
先日、子どもの運動会がありました。
運動会って、みんな一生懸命なので、本当に感動しますよね。
我が子はというと、、、実は。
運動会の種目で「リレー」があったんです。頑張りましたが1番にはなれませんでした。
バトンの受け渡しがうまくいかなかったからです。


現実を受け止めきれるだけの強さを養うことができなかった、親である私が反省です。
このように、人のせいにしてしまう背景には、子どもの弱さが関係しています。
我が子も自分の欠点に向き合えるだけの強さが足りていませんでした。
この出来事をきっかけに、子どもが「人のせいにする」ことについて、改めて調べてみました。
その結果、驚くべきことに、「人のせいにする」子どもはガチでもったいないことに気が付きました。
この記事に書かれていることを実践することで、我が子は「人のせい」にしなくなりました。
・人のせいにする子どもの心理。
・人のせいにしてはいけない理由。
・人のせいにする子どもの対処法。
人のせいにする子どもは自己肯定感が低い?
人のせいにする時の子どもの心理はどのようなものがあるのでしょうか。
・自分を守る。
・自分の価値を下げたくない。
・周囲の評価を気にしてしまう。
・自分の価値を高めたい。
・周囲から認められたい。
人のせいにする時には、子どもはこのような心理に陥っています。
これには、自己肯定感の低さが大きく関係しています。


自己肯定感を高めるために必要な「自信」があれば、人のせいにしなくなります。
自分に自信がない子どもは、人のせいにすることで自分の価値を守ろうとします。
自己肯定感を高めることが、人のせいにしない子どもにする1番簡単な方法!
子どもが人のせいにすると危険な2つの理由
次に、子どもが人のせいにしてはいけない理由をまとめてみたいと思います。
他人のせいにしたら成長が止まる
人のせいにしたらいけない理由は、子どもの成長が止まるからです。
人のせいにすると、自分の行いを振り返る機会がなくなる。
我が子の例で言えば、バトンの受け渡しがうまくいかない原因を振り返ることがなくなるということです。
反省をしないと、自分が成長する機会を持てません。
これから成長すべき時期に、その成長する機会がないなんて、これほどもったいないことはありません。
どんな結果になっても、自分を振り返り反省の機会を持つことで成長に繋げられます。
自分は無力なんだと証明してしまう
人のせいにしたらいけない2つ目の理由は、自分が無力なんだと証明してしまうからです。
- 自分でどうすることもできない。
- 自分の力では改善できない。
- 自分はできない人間なんだ。
ということを自分で認めてしまう。
人のせいにするということは、「自分で何とかできる」ということを放棄する行為です。
自分でなんとかできるようであれば、人のせいにはしないですよね。
つまり、「自分では何もできない=無力感」ということになってしまいます。
子どもの特性などにより、環境が子どもに合わせてくれる時も多くあり、また必要なことです。
しかし、全ての環境が子どもの特性に合わせてくれるかというと、まだまだそのような社会は現実しそうにありません。
そのような状況を考えると、子どもたちが環境に適応できるように育てていくことが、親に与えられた使命でもあります。
「自分ではどうしようもない」と感じるよりも、「頑張ったらなんとかなる」と思うように育てる方が、子どもの成長につながります。
人のせいにする子どもへの対処法!
では、このような人のせいにする子どもへは、どのように対処したらいいのでしょうか。
3ステップでまとめてみました。
ステップ1:親の行動を振り返る
子どもが人のせいにしないようにするためには、まず親の行動を振り返る必要があります。
子どもは、親の影響を一番に受けて育ちます。
つまり、親が人のせいにするような性格だと、子どもも人のせいにするようになります。
まず自分自身の行動を振り返って「子どもの前で人のせいにしてはいないか」ということを振り返ってみて下さい。
ステップ2:子どものありのままを認める
親の行動を振り返ることができたら、次は子どもを頭ごなしに怒っていないかを振り返ってみて下さい。
人のせいにしないためには、子どもの自己肯定感を高めることが重要です。
自己肯定感を高めるには、子どもが失敗した時に、ありのままを受け入れてあげる必要があります。
むしろ失敗した時ほど認めてあげることで、子どもは自信を取り戻します。
失敗した時に、子どもの全てを認めてあげることで、子どもが人のせいにすることはなくなります。
ステップ3:改善策を話し合う
子どもが人のせいにしなくなるためには、失敗した時に次の改善策を一緒に話合うことが重要です。
人のせいにした時には、そこにはあまり触れなくても大丈夫!
それよりも、失敗した時に「自分にできたことは何か?」を考えさせることが重要になります。
子どもの意識を「失敗」に向けさせるのではなく「改善」に向けさせることで、人のせいにするのを防ぐことができます。
子どもが人のせいにしても気にしない
子どもが人のせいにするのをやめさせるためには、気にしないことも必要です。
子どもが人のせいにしても気にしないほうがうまくいきます。
人のせいにしたことを問い詰めるよりも「自分でやったらなんとかなる」という気持ちで子どもの接してください。
子どもはポジティブな性格になり、失敗することを恐れなくなり、チャレンジすることを学ぶようになります。
「無力感を感じずに、自分でやったら何とかなる」と感じるようになると、子どもはどんどん挑戦します。
一見すると、挑戦する回数が多くなるので、比例して失敗の数も増えてきます。
しかし、その失敗は子どもは、成長する中で本当に大切なことです。
失敗をすると、落ち込んで失敗するのが怖くなる時もあるかもしれません。
そんな時でも、改善点を考えることができたら、後は失敗したことは忘れてしまっても大丈夫です。
失敗に引きずられて、挑戦しなくなることのほうが、子どもにとって損失が大きいでしょう。

人のせいにする子どもの対処法のまとめ
人のせいにする子どもの対処法をまとめてみました。
時に子どもは、失敗を受け止めることができずに人のせいにしてしまいます。
そんな時にこそ、この記事でまとめられている対処法を実践してみて下さい。
「失敗」より「改善」に目を向け、新たな挑戦に一歩踏み出せるように、子どもの背中を押してあげて下さい。
子どもが無力感を感じることなく、強く成長できるように、これからも前向きに子育てに取り組んでいきましょう。

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